前回に引き続き、高山病について。
チベット文化圏は基本的に2000mを超えた高原地帯ですので、
高山病は切り離せない問題なのです…
でも怖がっていてはチベットを楽しめませんので、
今回は予防対策として、どのようなことに気を付けるべきかを書きます。
①普段から体を鍛える:
心肺機能を上げることにより、酸欠状態をできるだけ防ぎます。
②万全な体調で行く。疲労もできるだけ無い状態で行く。
③ゆっくりとした行動を心掛ける:
チベットについてテンションが上がってはしゃいだりすると、
私のように苦しむことになりますww
身体が高山に慣れるまで、ゆっくり過ごしましょう。
④アルコール、たばこは控える:
血管が収縮し、酸素を身体に送り込むスピードが落ちるので、
高山に慣れるまでは我慢されたほうが吉です。
⑤初日はお風呂を控える:
お風呂上りは冷えてしまい、血流悪くなるため控えたほうが良いです。
チベットではお風呂(シャワー)の設備があまり良くなく、
空気が乾燥しているので数日入らなくても大丈夫ですww
チベットで最長9日間お風呂入りませんでしたwww
⑥水分を十分にとる:
高山では脱水症状を起こしやすいのでこまめに水分が必要です。
⑦標高の高い場所に行くときは、徐々に標高を上げるようにする:
飛行機やヘリコプター等で急に高山へ入るより、車や電車でゆっくり徐々に
高度を上げていったほうが高山病になりにくいとされています。
注意事項いっぱいありますねww
簡単にまとめると、
・とにかく水分!
・はしゃがない!ゆっくり亀速で!
・禁酒、禁煙!
そして駄目だと思ったら下山!!!
上記のことに気を付けていれば大丈夫、そこまで怖がることはございません。
それでも不安な方に、次回は高山病について③予防(薬・食べ物)編です。