DAY7
レゴン最後の一日、近郊の僧院も行きつくしたので、
今日はお世話になった人にお礼参りに行くことにしました。
まずはレゴン最大の寺院、ロンウォ・ゴンパへもう一度~。
お寺の中に公式ショップがあることに気づき、入ってみました。
店員も客も、全員ラマではありませんか!!
ここで、ロンウォ・ゴンパオリジナルお香と、お供え用の香木と、
ラマの手作りお守りを買いました
ロンウォ・ゴンパで一番支持されている守護神、「馬頭明王」のお守りにしました。
リアルにチベット族の人が身に着けていそうな護符ですきゃっきゃっ
店員ラマ「どこから来たの?」
kame「日本だよ」
店員ラマ「あぁ……3年前に大きな地震があって大変でしたね」
kame「地震のこと知ってるの?」
店員ラマ「ロンウォ・ゴンパでは日本で地震があった次の日から
3日間、特別法要が行われて、たくさんの人が日本の無事を祈ったんですよ。
私達には祈ることしかできませんでしたが…」
kame「十分です、こんな遠くからありがとう…」
感謝の念でいっぱいになりました
前述の通り、一番人気の馬頭明王の仏殿周りは、コルラをする人でいっぱい!!
結構強いパワースポットだそうで、チベタン達と一緒にコルラをしていると
なんだか元気になってきた気がしました
お寺の外でまたバカうまヨーグルトを発見
バカうまヨーグルトとの出会いはこちら→★
レゴンにも結構ヨーグルト店はありました。
ぼんやりお寺を眺めながら食べる濃厚ヨーグルトは格別~!
……
門前町で買ったフルーツ盛りを持って、次はニェントホ・ゴンパ(年都乎寺)の
トゥーダンに会いに行きました。
トゥーダンとの出会いはこちら→★
寺にいなかったので電話をすると、
今は村でお経をあげているからその家に来て欲しいとのこと…
指定された民家にお邪魔すると…
仏間にトゥーダンを含め6人のラマがひしめきあっており、
ただの民家の法要とは思えぬ大迫力のお経が聞こえてきたのでした。
か、かっこいい~~
この民家の方々は、この急に現れた謎の外国人を疑問に思うことなく招き入れてくださり、
お経をBGMに昼食をご馳走してくださいました
ありがたやありがたや
パン、ミルクティー、羊肉、羊の煮物、プチトマトなど~
西域らしさがたまりません
法要の合間にトゥーダンは仏間から出てきて、
私の持っていた馬頭明王の護符に短いお経を吹き込んでくれました。
トゥーダン「あなたが無事に上海へ帰ることができるよう祈りました、
護符は無くさないでくださいね」
kame「ありがとう…いつもこうやってどこかでお経をあげているの?」
トゥーダン「僕は絵が下手だから、タンカ(仏画)は描けないんです。
だから村を回って、お経をあげてお金をもらっています。
他にも、お香をつくったり、お寺の売店で働いて稼ぐラマもいますよ。」
…なるほど、ラマはラマでもいろんな活躍の仕方があるようです
浮世離れし過ぎていないところがいいですね