ヤラン村の山奥でヤクを放牧していたジョーマに出会い、
お家に呼んでいただきました。ジョーマとの出会いはこちら→★
お邪魔しまーす。
新築のようでしたが、伝統的なチベット民家の風格が
残っていました木造で素敵です
ジョーマの旦那さんは西寧に出稼ぎに行っており、この家では自分の両親と、
1歳くらいの男の子と4人で暮らしているそうです。
今朝お母さんが蒸した蒸しパンと、
昨日お父さんがさばいたというヤクの炒め物をいただきました。
一番手前は「磚(タン)茶」という、雲南省~チベットでよく飲まれているお茶。
発酵して茶葉がレンガのようにカチカチに固まっています。
チベットではお茶はお椀で飲むことも多いです。
どれもおいしい~2度目の昼食ですが結構食べてしまいました…w
ジョーマを含めヤラン村の人たちは、毎年3月から5月にかけて
山を更に奥に登り、「冬虫夏草(高価な漢方薬)」を採る為に
一族でテント生活を送るそうです
その3ヶ月の採取がほぼ年収になるんだとか。
まさに山の民ですね
放牧からお母さんが帰ってきました。
民族衣装!!かっこいい!!
(しかも背中に子供入れられるんだ…ww)
お母さん「あなたも着てみる?ジョーマのがあるよ」
きゃ~~着ます着ます着ます~~
民族衣装大好き
あ・こ・が・れ・のチベタン衣装
感動!!
後ろは仏間です
後ろがたまらなくかっこいいのです
あぁもうこれ着て暮らしたいwwwwww
休む暇なくジョーマは夕食の麺作り。
日本では家庭で麺を粉から作る人は少ないと思いますが、
チベットや中国では割と多いです
ジョーマ「朝から両親は息子を連れてヤギの放牧に、
私はヤクの放牧に行くの。ほんと毎日疲れちゃうわよ!」
彼女は朗らかに笑いました。
ジョーマ「でも毎日楽しいからいいの」
そう続けて言った彼女の横顔はとても美しかった。
生活の糧である放牧。
丸一日山を駆け上がって、しんどくないはずは無いのに。
弱音は言っていられないのでしょう。
それでも強く、一日一日を大切に、そしてシンプルに生きる姿は
すごくかっこよく見えたのでした。
今日もあの青い空の下で彼女は頑張ってる、
そう思うと、私も上海で頑張れる気がするのです。