ドキドキレゴン | ルンタに乗って ~チベットに魅せられた或る日本人の手記~

ルンタに乗って ~チベットに魅せられた或る日本人の手記~

チベットのこと、中国生活のこと、徒然なるままに

DAY3

 

今日はいよいよ今回の旅の最大目的、レゴン(同仁)

という町へ移動します。西寧の八一路客運駅からバスが出ています。

 

レゴンは仏教芸術の一つ、タンカ(つまり仏画)製作の中心地で、

世界のタンカのおよそ90%はレゴンで作られているんだとか。

仏教に限らず、欧米の教会のステンドグラスや壁画とか、

宗教画の類が大好きな私はスルーできない町なのです笑い泣き音譜

 

西寧からレゴンまではバスで約5時間。

真っ青な空の下、ぐんぐん山を抜けていくバス…あああ~楽しみ~~ニヤニヤ

 

 

ピタっ

 

 

あれ、バス止まった

 

 

そして警官が2人乗り込んできました。何も無い草原で検問です。

バスの乗客1人1人の身分証をチェックしていきます。

 

私の番になったのでパスポートを出しました。

 

警官「…」

 

kame「…ほっこり

 

警官「…」

 

kame「…ほっこり

 

警官「…(ずっと固まってる)」

 

これ…あかんやつや滝汗ほら外国人立ち入り禁止区域ってあるみたいだし滝汗

ここでバスから降ろされたら、なにもない草原で一人…滝汗

でもこの警官チベット族っぽいし、お寺参りしてるって言えば許してもらえるかも…滝汗

 

いちかばちか、かばんに入ってた数珠を取り出し、合掌しながら

 

kame「この先の寺院の参拝へ行きますほっこりにこっ(精一杯のアルカイックスマイルw)」

 

警官「…う、うん(パスポートを返してくれた)」

 

よしっww笑い泣き!!!

 

 

無事バスは出発~!

バスの外で警官2人が「ジャビン、ジャビン(チベット語で日本)」と騒いでた

気がするけど出発~~!!

 

 

 

(拾い画像)

レゴンに近づく辺りで、山の断面にどでかい仏画が迎えてくれます。

ふぉぉ笑い泣き

 

 

 

 

レゴンに到着!

ここは海抜2400mで西寧で慣らしてきたので高山病は大丈夫もぐもぐ

 

早速予約した宿へ~。

 

宿のオーナー「えっ…日本人?どうやってこの町に入ったの?!

ここはいま外国人入境できないんだよ…?!」

 

やっぱりーーーー滝汗滝汗滝汗!!!いや、えーと、もごもご…

 

ま、いいや、とこっそり泊めてくれました。ありがとうございますて

 

チベット民家風のお部屋ラブ壁とかかわいい~

1泊90元(約1400円)

 

 

 

※2017年3月現在、レゴンへの外国人入境は許可されています。