昨日試写会で見てきました

「かいじゅうたちのいるところ」
http://wwws.warnerbros.co.jp/wherethewildthingsare/

絵本Verはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=7zqydnX0_g8&feature=related

原作の絵本が、昔からまぁまぁ好きだったのと

監督がスパイク・ジョーンズだというので、けっこう期待しちゃったんですよね。


んが!


私はダメでしたごめんなさい。

そもそも私、あまり子供が好きではない。特に躾の悪い子供は大っ嫌いで

その中でも

奇声をあげる  聞き分けがない  構ってちゃん

この3つのうち1つでも当てはまる子は無理なんですけれど

主人公のマックスは、見事にこの3つ全てが当てはまるというクソガキぶり!怒

私、本編開始15分後には「マックスてめーこのやろう!」的な気持ちになってましたww

そうなってしまったらもう、マックスに全く感情移入できない。

こんな子が主人公な時点でムリ。

まぁ確かに、原作絵本でもマックスはいたずらっ子という設定ですけど

それにしても、ちょっとやり過ぎじゃないの?と感じました。本気でムカついたもん。

「しょーがない子だなぁ。でもカワイイ」って思える程度に留めて欲しかった。


↓以下、原作を読んでない人にはネタバレの内容を含んでます注意!↓


という訳で、マックスには拒否反応が出てしまった私ですが

かいじゅうたちに関しては、すばらしい!と思いました。

CGではなく、実写にしたのは正解。着ぐるみがさ、よくできてるんだこれがまた。

本当に絵本から抜け出てきたみたい。

私のお気に入りかいじゅうは、WKとアレクサンダーです。優しく、穏やかでキュート☆

本作の肝として描かれているのが、絵本ではあまり深い描写のなかった

「マックスは何故、かいじゅうたちと別れて家に帰ったのか?」という部分です。

ちなみに子供の頃の私は「飽きたから」だと思ってましたが、そんな浅い理由ではなかった。

色々と深いです。たぶん子供には理解できない。

子供向き映画に見せかけた、実は大人向けの映画でした。

★★☆☆☆ 2ツ星。私のように子供が嫌いな方は見ないほうがいいですww

おまけ
本作についての、スパイク・ジョーンズいんたびゅー
http://www.viceland.com/jp/v6n3/htdocs/spike-jonze-140.php?page=1

マイケルの父親はJoe Jacksonだと本気で信じていた時期があった。

Joe Jackson Steppin' Out
http://www.youtube.com/watch?v=gnbj0w8iOeM

しかもそれは大学生の頃の話だから、本当に私ったらどうしようもない。

もちろんマイケルの事は超一流のスターだと思っていたし

いち音楽ファンとして、シングルカット曲ぐらいは押さえるようにしていた。

要するに、あまり熱心なファンではなかった。

そんな私でさえ、マイケルの死はショックで悲しく

死後放送された数々の特番で、改めて彼の偉大さを思い知った。


そんな訳で、週末やっと見に行ってきましたTHIS IS IT

川崎の109にて、IMAX上映版を。

IMAXを体験したのはこれが初めてだったのだけど

SUGEEEEEEE!って思いましたよ。

スクリーンはデカいし、映像キレイだし、音質が桁外れ!特に重低音。

これなら喜んで\2000払うわ。

しかし私の隣に座っていたカポーの男性は

「品川でやってたIMAXは、ここのスクリーンの4倍くらいデカかった」

と言っていた。おいおいマジですか!それってどんだけデカいんだよ!

ちなみに品川IMAXシアターは2007年3月に閉館して今はありません。残念。


話が逸れてしまいましたが

すっっごい良かったですTHIS IS IT

「ファンの聴きたい曲をやる」と宣言していた通り

知ってる曲・聴きたい曲が盛りだくさんで、文句ナシの選曲。

マイケルのプロ意識とか、ファンに対する誠実さ、サービス精神にも感動した!

超一流のマイケルと一緒に仕事する人達も、超一流のプロフェッショナル。

妥協は一切ナシ。

かと言って、現場が特別ピリピリしてるという感じでもなくて。

適度な緊張感がありつつ、マイケルの人柄の良さが滲み出ているリハ風景だと思った。

マイケルの、スタッフやダンサーへの指示の出し方ひとつを見ていても

「あぁ、一緒に働く人を大切にしてるな」というのがわかる。全然上から目線じゃない。

これ程の大スターになっても、謙虚さを保つのは難しいこと。


ていうか

リハーサルでこのクオリティなら

本番は一体どんなすごいことになっちゃうのよ!?って話。

もしもマイケルが死なずに、ツアーをやり遂げていたとしたら

間違いなく伝説のステージになったはずです。絶対。


短い間ですが、マイケルと同じ時代を生きられた私は幸福だと思わされる

そんなステキな映画でした。

マイケルの歌とダンスは永遠に不滅です!

試写会で見てきたよ!

なくもんか http://nakumonka.jp/index.html

クドカンの脚本と、主演の阿部サダヲに惹かれて。

舞妓Haaaan!が、かなりおもしろかったもんだから

当然、本作にも期待せざるをえない訳で。


面白かったですよ。少なくとも前半は。

テンポが良くてね。片桐はいりの顔が超デカくてね。

嗚呼それなのにそれなのに

後半は、ツラい。特にラスト30分。

見てるこっちが恥ずかしいっつーか、最後のセリフなんてもう・・・

この作品中の言葉を借りて言うなら「うすら寒い」です。

いらん設定が多過ぎたような気がします。

もっとシンプルでキレイな終わり方があったと思うんだ。

前半が面白かっただけに、後半での失速は残念。

だもんで、総合評価としては

★★★☆☆(3ツ星)ってところですかね。

しつこいですが、前半は本当に面白く、けっこう笑いが起こっていたし

ちょっと感動するシーンもあるので(泣いてる人いました)

映画館へ見に行っても「金返せ!」とはならないと思います。

阿部サダヲが好きな人なら見に行って損はなし!

あと、見終わったあとはハムカツが食べたくなるよ。絶対。


この作品のテーマであった「家族」について。

必ずしも

血が繋がっている=家族

ではない!って事が言いたかったんでしょうか。

血が繋がっていなくても、心が繋がっていれば家族になれる。

そういう事なのかなーと思いました。

実は難しいよね。心を繋げるって。