「かいじゅうたちのいるところ」
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原作の絵本が、昔からまぁまぁ好きだったのと
監督がスパイク・ジョーンズだというので、けっこう期待しちゃったんですよね。
んが!
私はダメでしたごめんなさい。
そもそも私、あまり子供が好きではない。特に躾の悪い子供は大っ嫌いで
その中でも
奇声をあげる 聞き分けがない 構ってちゃん
この3つのうち1つでも当てはまる子は無理なんですけれど
主人公のマックスは、見事にこの3つ全てが当てはまるというクソガキぶり!怒
私、本編開始15分後には「マックスてめーこのやろう!」的な気持ちになってましたww
そうなってしまったらもう、マックスに全く感情移入できない。
こんな子が主人公な時点でムリ。
まぁ確かに、原作絵本でもマックスはいたずらっ子という設定ですけど
それにしても、ちょっとやり過ぎじゃないの?と感じました。本気でムカついたもん。
「しょーがない子だなぁ。でもカワイイ」って思える程度に留めて欲しかった。
↓以下、原作を読んでない人にはネタバレの内容を含んでます注意!↓
という訳で、マックスには拒否反応が出てしまった私ですが
かいじゅうたちに関しては、すばらしい!と思いました。
CGではなく、実写にしたのは正解。着ぐるみがさ、よくできてるんだこれがまた。
本当に絵本から抜け出てきたみたい。
私のお気に入りかいじゅうは、WKとアレクサンダーです。優しく、穏やかでキュート☆
本作の肝として描かれているのが、絵本ではあまり深い描写のなかった
「マックスは何故、かいじゅうたちと別れて家に帰ったのか?」という部分です。
ちなみに子供の頃の私は「飽きたから」だと思ってましたが、そんな浅い理由ではなかった。
色々と深いです。たぶん子供には理解できない。
子供向き映画に見せかけた、実は大人向けの映画でした。
★★☆☆☆ 2ツ星。私のように子供が嫌いな方は見ないほうがいいですww
おまけ
本作についての、スパイク・ジョーンズいんたびゅー
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