東京都現代美術館に行ってきました。3F展示室の「開発好明 ART IS LIVE 一人民主主義にようこそ」を見にエスカレーターを昇って行くと、2Fで水色のバッグ「ウェルカムキット」と「ガイドブック」を渡されます。
キットの説明もあって、どうやら参加型アートがあるようです。
《ART IS LIVE》
入口にいきなり作品でお出迎え。ART IS LIFEじゃなくLIVE、そのわけは進んでいくとわかります首が出ているのは何だろう。最後にわかるんですがネタバレになるから書きません。
《顔写真》
作者の顔写真のスライドショーと大量の実物。その後ろは《ふせんドローイング》、他に《レシート日記》なんてのもあって、なんかLIVEじゃなくLIFE、日々の生活を作品にしている人みたい。
それから過去のプロジェクトの紹介。普通こういう資料展示って最後にするのですが最初って珍しいですね。まあ作者の紹介にはなってます。
なんか壁に手みたいな形の紙?が貼ってあるんですが、これ何? ガイドブックにも書いてない。
「ウェルカムキット」に発泡スチロールが入っていて、それを投げ込むところがあります。
《投げ彫刻》
ART IS LIVE、でも発泡スチロールだから思ったように飛ばなくて、かなり散らばっています。時々刻々と姿を変える彫刻、ってただのゴミ捨て場だよ、、、
次も発泡スチロールの、動物や現代アート作品の再現や茶室。絵や字を書いたり着色したりしていないので全然作品ぽくない、反アートみたいなアートです。
《147801シリーズ》
これはどれか一つを持って帰って家に飾り、それを写真に撮って作者にメールで送ることによって作品になるというもの、なるほどLIVEだ。《投げ彫刻》と違ってほとんど持って帰る人いませんね、私も持って帰らなかった。
ガイドブックによるとこのあたりにもう一つ、点線の○が書いてあって《ふちおくん in MOT》という作品だそうですが、ハテ?
幼稚園の先生みたいな服装して名札付けた女性が作品/プロジェクトの説明していて(誰この人?)、聞いてみたら「そうですね、少し離れてみるとわかるかもしれません」 えーっと、離れて、、、あっ、あれか! 探して発見する作品、LIVEしてます。これもネタバレになるので書きません。
ワークショップで子供たちが作った椅子を繋げた《ドラゴンチェアー》にフェイクファーの円形ベンチ《都会生活者のオアシス》
その角には《演説コーナー in MOT》で、希望者は申し出れば90秒演説できるコーナー。だれもしてなかったけど。LIVEですね。
《都会生活者のオアシス》の下には本やモニターがあり、モニターから人が話しかけてきたり、上には訪れた人が思い思いの「チェーン小説」を書き継いでいくノートがあったり、何かやってる《顔写真》のオジサンがいたり。
「ご本人ですよね」って話しかけたら「はい、基本毎日来て何か作ったりしてます」
まさにLIVE!
《未来郵便局 東京都現代美術館支局》
「ウェルカムキット」に入っているハガキ大の青い紙に宛先とメッセージを書いてここにあるポストに投函すると、作家が1年後に投函してくれるというプロジェクト。
1年たったら書いたこと自体忘れてしまうのでは? ハガキに書く宛先って個人情報だよな、などちょっと気になりました。
《投票 YES/NO in MOT》
カードを一枚取って、そこに書いてあることに賛成なら青を側に、反対なら赤を側にの好きなところに貼るというLIVE。ってこれ意味あるの? 参加型ではるけど、ただ単調に付箋貼っってるだけでしょ。
今回はここまで。