昔から生き物が好きだった。

故郷の住んでいた家の近くに小さな川があって、その川沿いに鶏が飼われていた。

小さいゲージが6個ぐらいあって、一つのゲージに鶏が1羽ずつ入っていた。ずっと。

小学生の時から、その鶏をしょっちゅう見に行った。

出してあげたかったなあ。狭そうだった。

ゲージの細かい金属の小さい穴から、葉っぱをあげたりした。

小学校では、生き物係。委員会は飼育委員。

子どものころはウサギを飼っていた。

今は、ラブラドールと鶏と烏骨鶏。あとは、季節に限り蚕。

生き物が好きだ。

別れの度に何度も悲しい思いもした。けど、やはり生き物は可愛い。

何が可愛いかというと、一生懸命さが可愛い。

どの生き物にしても、一生懸命なのだ。人はやはり一生懸命な生き物に惹かれる。

一生懸命に食べる姿や、一生懸命に甘えてくる仕草や、一生懸命に逃げる姿や。

そして、動物ながら仲間への思いやり。

今、飼っている鶏と烏骨鶏は、本当に仲良くて労りあって生きている。

あんな小さな生き物でも。脳みそだってあんなに小さいのに考えて生きている。心臓だってあんなに小さいのに必死で走ってくる。

ドジで、ちょっと不器用で、無駄が多くって、何てことないけど、

一生懸命な姿が愛くるしい。

だから、私もそんな風に生きたい。

才能とか、見た目とか、若さとか、もう仕方がない。それでも、一生懸命に目標に向かって行動することは、

ああ、私って、愛くるしいじゃないか!笑

いや? 見苦しい?



年を重ねても一生懸命で可愛らしくいたいと思った。