出版にはいろんな順序や準備がある。


入稿(印刷に出す)期限は、あと2日。


ここにきて、取材先の会社の社員さんたちがようやく本気になってくれたようで




ものすごい修正の雨あられだ。





今になって?笑




しかも根本からひっくり返してくるような意見もある。←私のことを好きじゃない人。







本は、すごく精密に作られていて、ページ数も印刷や読むときの都合やいろんな理由で、このページ数がいいというのがある。



そこに合わせて、字数や行数をピッタリにして、読みやすいように区切れのよい場所でページがめくれるようにとか、工夫がしてある。



もう、その段階は過ぎている。が、


今、あれが間違っているこれが足りないといって、行数を増やされるのが本当に困る。



誤字脱字を探していただけるのはありがたいが、句読点や構成、単語の使い方にも物申す人がいる。



そうなってしまうと、もはや著者が書いた本にならないし、



船頭多くして船山に登る だ。


台無し。





いろんな無茶苦茶な意見がある中で、あるライターさんからメッセージが届いた。




大変面白かったです。やさしくくだけながら、グイグイと読ませる文章で。クジラさん、持ち前の行動力と感受性と理解力・咀嚼力でもって書き上げている、素晴らしいです! :)






泣いた。





このライターのおじさん、すごく美しい文章を書く。


ほんとなら、この会社の仕事も欲しかったはずだ。



何回かお会いした。素朴ないいおじさん。
とは言え、同業者である。


おもしろくない気持ちもあるだろう。


が、


このメッセージに、私は救われた。



ライターは、稼げない仕事だ。しかも、そのおじさん、とても経済的に豊かには見えない。


小さな本屋さんをしている。




でも、いつも幸せそうだ。