月身を粉にして働き見上げた空には、細い細い釣り針のような月。こんな夜はあなたに逢いたいなあと思う。一年以上の時間と労力を費やしたプロジェクトは、日の目を見ることもなく一瞬にして霧と消えた。だから?またもう一度、0からやればいい。この世界、命のあるうちにいくつ、自己実現ができるか。諦めたら、負けでしょう。私は私である。私はあなたでもある。