言葉にはあらわさない行間の
ほんのわずかな寂しさに、
同じ寂しさが共鳴する。
笑顔の影。
君の生き霊は漆黒の闇で、大きなブラックホールのようだった。
私はその時、ダイニングに座っていた。
私の右側に大きな黒い影を感じた2秒後
ダイレクトメールが届いた。
〝貴女のことを、女としてしか見れません。不愉快なら拒否してください〟
記憶を辿れば、こんな感じの文章だったのではないかと思う。
だいたいは拒否する。いや、無視する。
1番最初がこれだ。なんて嘘くさい。
某国の紳士からくるダイレクトメールでもあるまいし、身元がわかるブログであまりにも大胆だった。
けれど、その時の黒く悲しく深いエネルギーが気になって、私は返信した。
〝私は貴方のことを何も知りません〟
すると、君は、自分の自己紹介を書いてきたね。笑
いや、そうじゃないんだけど。
私は〝君〟なんて言うけど、かなりの年上だ。
でも、少年なんだよな。聞いたら怒るだろうけど。
もう、関わりがなくなってからは長い。
最近、やたらと思い出す。なぜだろう。
しかし、どストレートだった。
そのあとは、全くもってソフトな対応で、急に紳士になった。
匙加減がわからなかったんだろうね、お互いに。
言葉だけの世界なのでね。
何か、一つでも、君の力になれただろうか。
君も私を思い出すこともあるだろうね。
苦く、苦く。
私は私である。
私はあなたでもある。