今年最後。釣り納めに行こう。
やはり芦屋浜でチヌ釣りやなと、仕掛けを用意していると、冬休みで我が家に遊びに来ている孫が…
「僕も釣り行きたい」
と。
仕方ない。小アジのサビキに変更やな。
どうせなら淡路島まで走ってやれ。
という事で、東浦は久留麻へ。
アジはいるがなかなか食わない。
なんとか小アジを数匹キャッチしたところで、地元の漁師らしき人が声をかけてきた。
あわわわわ。やばい!ここも釣り禁止になったのか?
怒られるのか?
白の長靴を履いた漁師は、
「これ、釣ってきたんやが、待って帰らんか?」
と、魚の入ったバケツを見せてきた。
中には、45センチくらいのコブダイ。ガシラ、メバルが数匹入っている。
「えっ、いいんですか?ありがとうございます」
お礼を言って貰うことにした。
怒られるどころか、魚を貰えた。
いやはや、なんかラッキーです。
碌なことがなかった一年だったけど、最後にぶっきらぼうな漁師さんから、人の温かみを感じる事ができた。
なんか、まんざらでもないな。
帰り道。
お腹が空いたという孫と、淡路SAにて簡単な食事をする。
一生懸命にうどんをすする孫を見ていると、ささやかな幸せとはこんなもんやなと思えてきた。
来年もまんざらでもない一年ならいいな。



