黒猫というより黒豹 | 読んだらすぐに忘れる

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ブラックサッド

『ブラックサッド 黒猫の男』 

著 ファン・ディアス・カナレス&ファーノ・ガルニド (早川書房)
評価:☆☆☆


 ―――おれはこの弱肉強食の世界で生きていくことを余儀なくされている。ここではみんな獣のようにふるまっている。おれは人生の一番暗い側の道に迷い込んでしまった。そして今でもその道を歩いている。

 殺された昔の恋人の事件を追う孤独な探偵ブラックサッドの姿を詩情豊かに描いたハードボイルド。フランスのベストセラーコミック第一弾。


 オールカラーで大型サイズ、そのうえ版権も絡んで、なんと一冊1775円! たった48ページでこのお値段だからやってられない。早川はもうちょっと考えてもらいたいなぁ。

 内容は普通のハードボイルドだが、絵が良い。作画担当のファーノ・ガルニドはディズニーのフランス製作所のアニメーターをやっていたそうだが、これはディズニーの絵ではない。日本の漫画の絵なのだ。たぶん、名前を伏せたら日本の漫画家の作品かなと勘違いされるのではないだろうか?

 これからシリーズが続々と出るそうだが、もう買わないだろう。この値段ではねぇ……。