4月に101歳で亡くなった祖母の初盆だ。
きっとあちらの世界に行ってから、会わないといけない人や会いに来てくれる人がたくさんいたんだろうな…と思う。
50年以上前に死別した夫(私の祖父にあたる人)。
先に亡くなった息子(私の叔父)。
生まれ故郷の親戚、嫁いでからの親戚…
会ってよもやま話をしていたら、お盆の精霊馬が迎えに来たなあ…という感じかもしれない。

昨日はたまたま休みだったので、母の長兄宅にお邪魔した。祖母の部屋には行かなかったが、「いてくれている」感じに包まれた時間を過ごした。
不肖の孫を気遣って、早く帰って来てくれていたのかな…
「元気で働けていたら、それ以上のことはない」
いつも言ってくれていた声が聞こえたような気がした。

おばあちゃん、もう明日には帰ってしまうんやね。
寂しい。寂しい。本当に寂しい。
大きな茄子で牛を作ったよ。みんなの気持ちを、お供えをいっぱい積んで、ゆっくり、ゆっくり帰ってね。


私の妹夫婦は歩いても20分かからないくらいのところに住んでいる。
休みの日など、自転車しか運転できない母を車で買い物に連れて行ってくれるし、墓参などにも連れて行ってくれる。本当にありがたいことやし、感謝しているのだけど…

母はせめてものお礼に…と妹夫婦と甥っ子を家に連れて帰ってきて、料理をし、みんなでご飯を食べる。

妹夫婦にも甥っ子にも恨みも何もないのだけど…

ただそれだけのことがめちゃくちゃしんどい。
話をするのも、みんなでテーブルを囲むのも、苦痛以外のなにものでもない。

前もってわかっているときは母に教えてもらって、大丈夫ならみんなと食べるしムリなら外で済ませて来るようにしているのだけど、避けられない時もある。

大好きな甥っ子が笑顔でお話しをしてくれても、「遊ぼう」と言ってくれても相手ができない。
その時はいっぱいいっぱいだから何も思わないんだけど、後でかわいそうなことしたな、悪かったな…と悲しくなってしまう。

何でこんなにキャパが狭いんだろう。

もう25年くらい前に週刊少年ジャンプに連載されていた「MlND ASSASSIN(Amazonのページ)」という漫画が今でも好きで何度も読み返している。
主人公の奥森かずいは優しい町医者なのだが、裏の顔は頭部に触れるだけで相手の記憶と精神を破壊する能力を持ったMIND ASSASSINだ。

一応未完ということだが、児童虐待・いじめ・ストーカーなど、連載当時は余り予想できなかった分野を扱った作品も多かった。
連載の再開が待たれる作品である。

今までに数えきれないくらい、かずいに私の記憶を消して欲しいと思った。

4歳くらいの時、父方の祖母から嫁(私の母)への不満や悪口を2時間くらい聞かされた記憶。

いじめられ続けた小学生から高校生までの記憶。

彼が統合失調症に罹患し、自ら命を絶った記憶。

自分が存在している現実。

さすがにムリだけど。






睡眠薬を飲んでからベッドに入るのだが、なかなか寝つけない。

半分朦朧とした状態で階下へ行き、冷蔵庫などをあさる日々。

昨夜はキュウリ3本・ミートボールのお徳用3P・チューペット10本。

殆ど水分になるとはいえ、朝ゴミ箱を見てげんなりする。

どこをどう改めればこのループから抜けられるんだろう…

数年前、うつに過換気症候群、過食で困り果てていた時に、「ご先祖様への感謝が足りないからだ」と両親のどちらかが誰かから聞いてきた。
その日から、毎食食べる前に手を合わせて心の中でご先祖様に感謝の気持ちを伝える儀式みたいなものが始まった。
ご先祖様に感謝の気持ちを伝えるだけで病気が治るなら、精神科も心療内科もいらないよ…と思いながら手だけを合わせていた。
でもいつの間にか、その儀式みたいなものは終わっていた。

今朝目覚めて、今日が祖父の命日だったことに気づいた。見事に忘れていたのだ。
こういうのをご先祖様への感謝が足りないというのかもしれない。
今月9日の可愛かずみさんの誕生日のブログにアップしたくて、6月のほとんどをアップしたデッサン(?)に費やした。
それからさらに1ヶ月。ようやく1枚のデッサンができた。ポニーテールをアレンジしたようなヘアスタイルと、カメラ目線ではない目と表情が好きな写真。
もう7月も終わりだなぁ…


亡くなった父や父方の祖母は何かあると言いたい放題で、相手を完膚なきまでに叩きのめすまでののしるタイプだった。
それを見て育った私は、ああはなりたくないと思ってきた。本音も全てを口にしない。相手の反応を見ながらモノを言ってきた…つもりだった。

ところが、母と二人暮らしになってから距離感がわからなくなってしまった。
私が本音を話しても、聞いてくれているのかどうかわからない。つい不機嫌な物言いになってしまい、これ以上言ったらダメだと思っているラインを超えてしまう。
母は「私があんたを育てる時の関わり方が悪かったんや」と呟く。それを言われると何も言えなくなる。

本音を口にするって難しい…

あと数日で8月になる。

4月に亡くなった祖母の初盆。

亡くなった父の誕生日、そして母の誕生日。

 

父が亡くなった時より祖母が亡くなった時の方が悲しいのはなぜだろう。

父が危篤の時に、睡眠薬で眠っていて記憶がほぼ欠落しているからだろうか。

祖母が亡くなる前日に、生涯最後の食事を食べさせることができたからだろうか。

 

私には小学生の頃から自殺願望がある。

そのくせ、変なところで「病気や事故以外で親より先に死ぬのは親不孝」みたいな道徳心みたいなものもある。

 

後者は単なる刷り込みのような気がするけれど…

 

菅原文太さんが、俳優だった息子さんを事故で亡くされた時の映像を見た記憶がある。

なんというか魂が抜けてしまったかのような打ちひしがれたお姿だった。

その時に、刷り込まれた「親より先に~」が自殺願望と共存するようになったように思う。

 

両親より先に死ぬことは仕方ないかなと思っている。

でも祖母が生きているうちは絶対に先に死ねない気がしていた。

そういう意味では、もうブレーキはないけれど…

 

 

通勤のために乗ったバスの車内。
5歳くらいの女の子が、母親にこう言った。
「ママ、あのおばちゃん指噛んどるで。○○ちゃんは噛まへんのに」
その声で、自分が爪と皮を噛んでいることに気づいた私。(どれだけ無意識なんだか)
母親はその子に「見たらあかんよ。静かにしとき」と注意していた。でも気になるらしい女の子はチラチラこちらを見ている。

こんな人間になったらあかんで。



ものの見方を変えてみたらもっと楽に生きられるのに。

誰かからそんな風に言われたことがあった。

ものの見方って何だろう。

自分を受け入れる。自分を認める。

どういうこと?もう何が何だかさっぱりわからない。

私にわかっていることは、
私が存在すること自体が周りに迷惑をかけていること。
なるべく気配を薄くすること。
できないことや嫌なことでも、頼まれたことは完遂しないとダメだということ…

とっとと死んでしまえれば、それがいちばんいいことなんだけど。