山田賢司議員が今年最初に投稿した動画 | 独立直観 BJ24649のブログ

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「2013年12月5日 拉致議連総会 「拉致被害者の救出奪還に向けて」 やまだ賢司」YouTube2013年12月31日
http://www.youtube.com/watch?v=MBkV5fhqLWs


 動画に表示される日付は昨年12月31日だが、投稿自体は1月1日に行われている。
 YouTubeは、おそらく米国基準で日付が表示される仕様なのだと思われるが、時差がある。

 山田賢司衆議院議員(http://www.yamada-kenji.com/)の今年早早に投稿した動画は、拉致事件に関するものだった。
 すばらしい心意気だと思う。

 今年こそ、拉致事件解決に向けて、大きな進展が見られてほしい。
 今年が最大の山場ではないだろうか。

 日本には、北朝鮮を陥落させる軍事力もないし、防諜体制もない。核武装もしていない。
 マスメディアは、朝日新聞や毎日新聞などを中心にして、日本が拉致された国民を取り戻せる体制を構築することを拒む。
 拉致被害者奪還は、困難極まる。
 だからこそ、好機を逃してはならない。

 北朝鮮では、張成沢氏が失脚し、処刑され、これは金正恩体制を固める意味を持つと見られている。裏を返せば、まだ体制を固めている最中で、固まっていないのだろう。
 北朝鮮の後ろ盾になっている中国には、上層部に混乱が見られる。張氏は中国とのパイプを握っていたわけだが、中国と北朝鮮との関係も以前ほど強くはないだろう。
 韓国は北朝鮮の工作が蔓延しているのか、反日に突っ走って、自らの首を絞めている。日韓共通の敵は北朝鮮だということを思い出してもらいたいものだ。韓国人にも北朝鮮による拉致の被害者はいる。

 日本は、拉致事件解決に熱心な、安倍晋三議員が総理大臣になっている。
 安倍政権は、拉致問題に熱心な布陣だ。
 拉致問題担当大臣に古屋圭司議員を任命し、内閣官房参与に飯島勲先生を迎えた。
 靖国参拝した閣僚は、拉致事件解決に熱心だと言ってよい。そして、遂に、安倍総理自身も靖国参拝を行った。
 日本が、拉致された国民を取り戻すために尽力するという、当然の精神性を取り戻しつつある。
 拉致された国民をほったらかしにして平気な国など、正常な国ではない。異常だ。国民を外国の侵略から守るのは、国家の最低限の責務だ。
 しかし、マスメディアには、日本が他国に攻め入る能力を整備することを拒む者が出演し、彼らが大きな発言力を持っている。こういう連中は、一度、誘拐・監禁の被害にでも遭ってみればいいと思う。日本人は、日本の正常化に反対する狂った異常者に騙されてはいけない。

 特定秘密保護法の特定秘密には、「テロリズムの防止に関する事項」が含まれている(法3条、別表4号)。
 そして、安倍総理は、北朝鮮による外国人拉致のことを「テロ作戦」と評している(安倍晋三「拉致解決へ圧力を緩めるな」(「正論 2月臨時増刊号」、産経新聞出版)52ページ)。
 ここにも安倍総理の拉致事件解決への意思が読み取れると思われる(こじつけの感もあるが)。
 なお、安倍総理は、この論考で、六カ国協議が、2007年、決議の基づき、北朝鮮が核開発を放棄する代わりに、経済制裁を解除し、重油百万トンを提供したが、北朝鮮が2009年に核実験をしたことについて、「このような経緯を踏まえれば、北朝鮮から譲歩を引き出すためには、「圧力」外交をやり抜くしかないことが分かります。圧力を緩めることは、拉致問題の解決を先延ばしにすることなのです。」と述べる。そして米国と共同して、北朝鮮に対する金融制裁をすることの必要性を示す(57ページ)。

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 安倍総理は、自著「美しい国へ」「新しい国へ」(ともに文藝春秋)の前書きで、次のことを述べる。

「 わたしは政治家を見るとき、こんな見方をしている。それは「闘う政治家」「闘わない政治家」である。
 「闘う政治家」とは、ここ一番、国家のため、国民のためとあれば、批判を恐れずに行動する政治家のことである。「闘わない政治家」とは、「あなたのいうことは正しい」と同調はするものの、けっして批判の矢面に立とうとしない政治家だ。
 わたしが拉致問題について声をあげたとき、「右翼反動」というレッテルが貼られるのを恐れてか、運動に参加したのは、ほんの僅かな議員たちだけであった。事実、その後、わたしたちはマスコミの中傷のなかに身をおかざるをえなかった。「応援しているよ」という議員はたくさんいたが、いっしょに行動する議員は少なかった。「闘う政治家」の数が少ないのは、残念ながら、いつの時代も同じだ。
 一九三九年、ヒトラーとの宥和を進めるチェンバレン首相に対し、野党を代表して質問に立ったアーサー・グリーンウッド議員は、首相の答弁にたじろぐことがあった。このとき、与党の保守党席から、「アーサー、スピーク・フォー・イングランド(英国のために語れ)」と声が飛んだ。グリーンウッドは、その声に勇気づけられて、対独開戦を政府に迫る歴史的な名演説を行ったという。
 初当選して以来、わたしは、つねに「闘う政治家」でありたいと願っている。それは闇雲に闘うことではない。「スピーク・フォー・ジャパン」という国民の声に耳を澄ますことなのである。」


 拉致事件に触れられている。そして、「国民の声」には、日本国民たる拉致被害者の声なき声も含まれている。

 安倍総理は、「闘う」決意を胸に、靖国参拝に臨んだのだろう。

 そして、山田議員は、数少ない「いっしょに行動する議員」なのだろう。

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