楽園でカニ玉とか | BJ-M

楽園でカニ玉とか

紅葉はどうかと散歩にでかけてみたけど、

まだまだ色づきが少なかった。

 

 

 

 

11月も半ばになろうとしているのに、

ちっとも冬の気配がしないってのもあるのだろうけど、

それにしても・・な気分になる。

 

毎年、同じ様な気持ちになってしまうのは

地球沸騰化が進んでいる証拠なのかも知れないけど、

全世界の問題になるからあまりにも一市民は無力なのだ、と思い知る。

 

 

 

 

それでも酷暑な夏がやっと終わって、

こうやってフラッと出る気分になれるのはありがたい。

 

中華街もコロナ規制が解除されてから日増しに人出が増えてきたけど、

昔ながらのランチを食べさせてくれる店は減ってしまい、

結果、気軽に食べに入るのも難しくなってしまった。

 

でも、大丈夫!

こんな時は「楽園」に行くのだ。

 

カメラを持って歩き回って疲れたってのもあるし、

軽い昼食と言うよりもビール&アテな時間をゆったりと過ごしたいから、

週末だってほぼ確実に座れる上に味が好みな「楽園」はまさに楽園だったりするわけだ。

 

 

「すいません、ビール下さい!」

 

 

 

 

いきなりビール頼む、困ったジジイ。

 

店のおばちゃんも、あ〜来たな・・な顔をして、

入口近くの席に座らせて、頼まないよね?って顔つきでランチメニューの説明はする。

 

いいの、いいの。

今日は焼売&餃子&一品料理ってパターンなのさ。

そして「楽園」だったらカニ玉を食べたいのさ!

  

 

「焼売は、ちょっと時間かかりますけど良い?」

 

「はい、待ちます!」

 

「じゃ、餃子と焼売とカニ玉ね」

 

「お願いします」

 

 

 

 

はい、餃子来ました〜

 

ここの餃子は町中華の物に近くて、

ビールと一緒に楽しむにはピッタリの味。

 

コイツを2枚とか頼んでビール飲みまくるのも良いけど、

中華街の店だったら個性が出る焼売は外したくない。

 

 

「すいませ〜ん・・・」

 

 

と入口付近でカップルが声を上げる。

 

おばちゃん、気づかない?・・と店の方を見ると

何処かに行っちゃって客しかいない状態だった。

 

 

「ちょっと待ってあげてね。

 多分厨房か二階に行ってるからね」

 

「え?あ・・すいません、ありがとうございます」

 

 

13時半に近いから、そろそろ片付けモードに入っているのだろか。

おばちゃんは程なくして登場して、カップルをアテンドする。

 

声をかけてあげたカップルが

飛びっきりの笑顔をくれたのがちょっと楽しい。

そしてそんな所作が、この酔っ払いの気分も上げてくれるんだな。

 

 

 

 

コレっす!

コレが食べたかったっす!!

 

楽園のカニ玉は好物なので、何度もこのBlogでも書いてきたけど、

相変わらずの具たくさんなスタイルをキープしていてくれるのは、かなり嬉しい。

 

うん、美味いよ、やっぱり!

 

天津飯で頼むとカニ玉が1枚になっちゃうので、

一品料理でオーダーするのが決まりになっちゃったけど、

餃子と天津飯ってやり方だと餃子ライス的にも楽しめるから、

それはそれで好きだったりする。

 

蕎麦屋がいつの間にか、昼呑み天国じゃない感じにシフトして、

今や昼呑みだったら町中華を含む中華料理店で!ってのが多くなった。

 

ただし、飲むのはビールだったりハイボールだったりするけど、

それはもう、酔うための飲酒という事で楽しむパターンになる。

 

 

 

 

焼売、来ました〜

 

この縦長なスタイルって、肉系焼売を出す店に多い気がする。

(単なる気のせいだと思う)

 

崎陽軒へ提案された帆立貝柱系のシウマイを出す店と、

こういった肉メインな焼売を出す店、

そして蝦餃(海老蒸し餃子)の様な点心系焼売を出す店があって、

そのどれもが魅力的だから頼みたくなっちゃうのですよ。

 

中華街の焼売勢力図なんか作ったら面白そうだけど、

それよりも、減少しつつある中華街ランチのパトロールの方が面白いかも?

 

1人だと中華街のランチってつまらないって思い込んでるけど、

今時のランチ事情はわからないので、今度試してみようかな。

 

ごちそうさまでした。