本家柴藤でまむし
ここのとこ日々の食事にあまり変化が無いので、
大阪での唯一の贅沢な食事をちょいと思い出してみた。
今回一食だけは、大阪ならではのヤバイものを・・と探していたのは、
鰻!もしくはまむし!!
随分前に大阪に来た時に探した店が、
ビルの4階で食べたって記憶しかなくて見つけられなかった。
だったらさ、グーグル先生に探してもらお・・とお願いしたら、
2軒ヒットしたけど、片方は予約でいっぱい。
もう一方も、席だけ予約はアウトで現金のみの会計で・・と
ちょっと条件がうるさい。
でも、享保年間からの老舗なので、
席が空く時間に、最初から「まむし」でお願いをして、
指定時刻にでかけてみた。
「せっかく予約頂いたんですけど、前のお客様がまだお帰りにならないので
申し訳ありませんが相席でお願いできませんか?」
「良いですよ」
「席の準備ができたらお声かけるので、ちょっとお待ち下さい」
人気店なのだろう。
一階はキャッシャー&レセプションで、
中国人観光客がなんだかブチブチと言ってたりするが、
英語でやりとりできてるから、それなりの富裕層?
なんて想像しつつ待つ。
「お座敷なら今ご案内できますけど?」
「大丈夫です」
「では4階へどうぞ」
4階?
あれれ??
この店だった???
エレベータを降りたら、靴を脱いで和室に入る。
そうだよ、ここだよ!
前に来た店ってここだったよ(^_^;
偶然にも、来たかった店へ気付かずに予約してたらしい。
と言う事でビールは瓶があるので、
エビスをオーダー。
アテは・・
って見事に鰻系しかないわ。
白焼き、蒲焼き(ご飯なし)、うざく、う巻き・・・
まぁ良いか、八幡巻きは気になるけどお土産オンリーなの?
な感じなので、ビール飲みながら待とう。
お、やっぱ蒸して無いから、身は締まってる感じがするけど、
これでまむしって言うのはどうなんだろうね?
あ〜
そうそう、こういう味だった。
ただ、今食べてみると、
初めて食べた時のような感動は薄い。
上方の焼き方の方が好きだけど、
この時期の鰻はやっぱり痩せてるんだねぇ。
4階の和室は、4人掛けのテーブルが3つと6人掛けのテーブルが一つ。
私は6人掛けに座ったけど、ザブトン一つ間に置いて相席となった。
4人掛けテーブル二つを占領してた家族連れは、
子供が飽きちゃって動き回って、ちょっとうるさい。
でもまぁ、夏休みの家族での贅沢。
小さい頃から本物を味わっておく事は大切だよね。
その舌の記憶が途絶えると、
表面だけの味わいで満足できちゃう人だらけになって、
本物を味わえる店が少なくなる=高額になる、となっていったら
将来の食生活があまりに悲しいと思ってしまう。
と言う事で
食べ終わったので次へ行く・・
と、大阪の夜は更けたのでした(爆)
ごちそうさまでした。
☆