今日は佐賀東部環境施設組合議会の
勉強会が開催されました。


本来であれば令和6年に供用開始される
鳥栖市真木町のごみ焼却施設に
併設される予定だったマテリアルリサイクル施設。

この施設建設予定地から
ダイオキシンが検出され
リサイクル施設の計画はとん挫しました。

吉野ヶ里町として
組合へ参加する当時の条件として
同一敷地でごみ焼却施設と
リサイクル施設が建設される当初予定を
汲んで参加しました。

ゴミ焼却施設建設についても
一時期は一部事務組合の脱退寸前まで
議会で決議し組合の方向性の改善を求めてきたのは
これまでのご報告の通りです。

今回、このリサイクル施設を
鳥栖市真木町以外の鳥栖市用地にて
求め再建設する構想が持ち上がっています。

今回の勉強会でもまだまだ
不確定の要素が多く
報告できる状況にはありません。

しかしながら、建設コストやハードの部分の報告に終始し
実態の中身や
今後の事業概要は全くつかめておりません。

吉野ヶ里町が参加する以前に
すでに決められていた真木町の用途選定後に発生した
菅井の危険地域、ダイオキシンの問題
各構成自治体間の意見調整など
経験した教訓はほとんど活かされてないまま
「時間が無い」を理由に安直に
提案を進める傾向も垣間見えました。

吉野ヶ里町議会を代表して参加する私の方からは
改めてそのような執行部の姿勢や対して
財源問題や環境問題など様々方面から意見を述べさせて頂いております。

今後も管内15万人の住民の皆様が
財産として残すことが出来るような
施設運営を目指して声を上げてまいります。