私の記事の中で良く出てくる言葉の中で
「契約栽培」
という言葉があります
「契約栽培」とは具体的にどんなものなんでしょうか?
最近では農業生産法人等により企業と直接契約して農作物を栽培する農家や農業法人も増えています
まぁ、私も同じことをやらせていただいているんですが
契約栽培とは読んで字の如く、
企業或いは事業主さんとの契約に基づいて
農作物を栽培するという農業です
ビジネスの世界では至極当たり前の考え方だったんですが、
これまでの農家さんの多くは
全くこんな思考回路が無かったのかもしれません
というか、春夏秋冬、昼夜問わず忙しい農家は
企業へ営業して回るという時間も余裕ないのが実情かもしれません
従来までの農家はJAという依頼主の要請で
その地域、地域で合った作物を作り提供するといった農業がメインでした
産直のメジャー化により独自の判断で野菜を作り納品するスタイルも増えていますが、
栽培している農作物の需要があるや否やの判断が難しいところです
的外れな野菜ばかりを作っても売れなかったらくたびれるだけです
この寒い時期に
作りやすいからと言って白菜、キャベツ、大根ばかりが見受けられ
大量に生産される中値崩れを起こしてしまいます
地域によっては栽培して販売する売値より、肥料・堆肥等の資材代ですら
賄えない状況にすら落ち込みます
一方、こういった白菜、キャベツ、大根等は夏場の生産が難しく
夏場は値段が高騰しています
夏場の冬野菜は平地で栽培不能なんで高地・高冷地など冷涼で日差しが弱い地域でのみ
栽培可能になります
逆に冬場にトマト、カボチャ、ナス、アスパラガス等の夏野菜を
冬場に食べようとすればハウスによる施設で栽培可能になりますが
光熱費もかかり当然値段が上がります
特に冬場のカボチャ・アスパラガスなどは日本中どこでも栽培が難しくなるので
コンゴ・ニュージーランド・オーストラリアからの輸入品になります
国内産はまず無いかもしれません
当園のカボチャ・ピーマン等の夏野菜も
露地栽培なので今季はもう終わります
今季最後のパプリカ
今季最後のカボチャと丸ズッキーニ
日本の農作物は基本的にはJAで農家から仕入れられ
大量に市場へ投入されるので値上がり、値崩れ、に大きく左右されます
栽培する農家はある時期は儲ける時期もあれば、
ある時期は赤字になる
それでも農業をやり続けなければいけない農家が沢山あります
特に移ろいやすい心の日本人の国民性で
何か問題あれば一気にその特定の食品や食料を拒否する傾向があるので
農家は堪りません!
一方でこの「野菜はいい!」
そんなフレコミに乗っかって大量生産したものはよいが、
流行が終わって野菜を捨てざるを得なくなった話も良く聞きます
この様にユラユラする不安定市場である農業と取引する企業は
仕入れに対する近将来の資金繰りでさえ不透明になり、
正確な安定性は求められません
ここで私が提案させていただいているのが
安定した農産物の仕入れを
直接農家と契約して栽培させるという
ビジネススキームのご提案をさせていただいています
長くなりましたので
続きは次号へ

