最近は・・・


紛争問題についてのご相談を受けることが


増えてきました。


貸し金トラブル、


離婚、


DV


労働紛争、


国家賠償、


私はご相談を受けるに際して、


相談者を守るべく物事を考えていきますので、


相談者自体に非があっても守らねばいけません。


しかし、弁護士ではない私は、


「依頼者の利益」


を遵守するような義務はありませんので、


苦言を呈する時はハッキリと物を申し、


道理が通らない主張であれば、


徹底的にその考え方の是正を求めます。


逆に嫌われる事も多いのですがね・・・・・


そんな私に道徳心が在るや否やは置いといて・・・・


法律は遵守すべきものではありますが、


人としての道徳心・・・・


つまり「道理」を外してまで、


法律を守らないといけないのか?


という疑問に駆られることも稀にあります。


法律の抜け穴・・・・


法律は人が作るものなので、


当然「穴」は存在します。


その穴をたくみに利用し、


乱用する人もいます。


私もそうかもしれません・・・・


しかし、人としての道理・道徳


これを踏み外しては


いけません。


今ご相談を受けている


「労働審判」


雇用者と被用者の間の紛争を


調停によって解決を図ろうとする


裁判前の手段があります。


あくまで、裁判所での話し合いによる解決


が労働審判です。


被用者にも、当然、雇用者にも権利があります。


この国の90%以上は株式会社という名の個人商店。


代表者個人の人間性により組織されている


経済国です。


社長も、従業員も、人間です。


法律で権利が認められているからといって、


何でもしていいというわけではありません。


道理を外れた権利というのは、


もはや法律の保護を受ける価値すら


無いと私は思っています。


こんな仕事をやっていると、


人間の悲喜交々がよく見えてきて


たまらなくなりますね。