未だM&Aと言う言葉が存在しない
10年以上前・・・・・
24歳の私の「マイ・ファースト M&A」は
着々と進行していった。
相手方は某クラブの年上の美人ママ。
実行したM&A手法は
リスケジュール
過払い金返還請求訴訟
金銭消費貸借契約と同時締結の社員権譲渡契約
そして、あらゆる手段を講じた
売り上げ向上のマーケティング。
各支払い債務を圧縮し、
必要用途に応じてその都度融資。
担保として営業権の譲渡。
返済が終了するまでの
クラブの経営権は私が持つ。
そんな、スキームでM&A進行させていった。
デッド・エクイティ・スワップを活用したM&A。
しかし、その当時は私も含めて
周囲の見る目は
単なる変わった「高利貸し」
にすぎなかった。
事実そうだったろう。
M&Aと言うのは時代に乗って
いい始めただけなのだから。笑
当然、私が有する顧客はどんどん
このクラブへ案内し
売上もどんどん向上していった。
私はここの元オーナーである彼女を立て
表向きは一切私がオーナーである旨は
誰にも伝えなかった。
まだ、24歳と若くオーナーとか行ってもねぇ・・・・
クラブのママでもあり、年上と言う事で
彼女を立てる意味もこめて
表向きはマネージャーと言う形で
顧客集客に明け暮れる日々を過ごしていた。
この店は彼女の経営管理、財務管理さえしっかりしていれば
そもそも儲かっている会社である。
未払い債務の整理とリスケジュール
それでも経営していく上での
当面の立替資金
このくらいがあれば十分再生可能な
店舗である。
私が営業権を取得して10ヶ月程過ぎた頃
過払い金返還の和解案締結も終了し
彼女の200万円程の過払い金が戻ってきた。
売上云々に関わらず
彼女にも60万円の給与を店舗の売上から
滞り無く支払ってくる事もできた。
私の手元にはそれでも
1000万円ほどの現金が貯まっていた。
「1000万円。すげぇ~~~~~」
24歳にして1000万円も儲かった。
ほんの数年前まで多重債務者だったとは思えない
出世である。
人生は先はどうなるものものか
全然分からないものである。
彼女も和解金200万円を借入元本分の一部として
私に支払ってくれた。
よぉ~く
考えると私は未だ
司法試験受験生。
こんなところで油を売っている場合ではない。
それに成り行き上・・・・・
子供の私は、彼女の家から事務所へ通勤するような
ズルズル感が生まれてきた。
「ここが潮時だ!
俺は弁護士になるんだ。商売人になるんじゃない!」
元本返済があと200万円程はあったが
この「M&A」から撤退し
普通の司法試験受験生に戻る事を決心し
彼女へ有限会社社員権を返還した。
(こういう決断するのが甘い!)
しかし、私は受験生。
元本未回収で撤退するのは癪だったが
やはり、司法試験のほうが気になっていた。
しかし、
彼女はそうは行かなかった。
・・・・・・私を離してくれない。
だって、私は仕事が出来た上に
昔は
ラーメン ・ ツケメン ・ 僕イケメ~ンッ
だったので・・・・・・失礼。お笑い好きなもんで・・・・
(このブログはビジネスブログなんで過去の色恋は無しです。)
こんな感じで
「マイ・ファーストM&A」は
ウイン ウインのHAPPY M&Aで
終わりましたとさ。
おしまい おしまい