ルネッサァ~ンス![]()
裸族のおまんざぁ~い
夏だ
キャンプの季節だ。
この時期なれば
いつも思い出す。
私が大学1年生の夏だった。
唐津の海へ友人たちとキャンプへ行った。
皆でテントを張り
唐津の「虹ノ松原」
で楽しい時を過ごしていた。
季節は夏である。
暑い。
松林の中で蚊が飛び交っている。
特に蚊は汗によってくる。
気持ち悪い。
私と友人の太良木は
「海に行って汗流すか・・・・・」
キャンプを後にした。
しかし、塩でベタベタなるのもきつい。
海岸沿いのリゾート風のホテルに忍び込み
そこのプールで
汗を流す事にした。
太良木と二人、
フリチンで泳ぐ・・・・・・
私はムキになり
トレーニングもかねて
本気で泳いでいた。
太良木は大の字で
ビーチサイドで寝ていた。
時間は夜の10時。
大の字で寝ている
太良木の顔を照らす光が・・・・・
「何をしている。」
「やばい・・・・警備員に見つかった。」
私は水の中に潜った。
太良木は気づかずフリチンに大の字で寝ている。
「おい、おい」
警備員に声をかけられる太良木。
その瞬間、
太良木はむくっと起き上がり
そばにあった洋服一式を抱えて
走り抜けていた。
私もそ~っと
プールを出る。
その瞬間
私の背後から
「こら~何をしている?」
私も警備員に見つかった。
私も走って逃げようとしたその時
「俺の服が無い・・・・」
太良木が慌てて私の服まで
持って逃げていたのだ。
私は金網をよじ登り
裸で駆け抜けた.
金網の向こう側に広がる光景を見て呆然となった。
そこに広がっていたのは
唐津の伝統的祭り「唐津くんち」
に来ていた観光客であった。
目の前に広がる
人だかり・・・・・
私は前を隠しながら
素っ裸で駆け抜けた。
後ろから
警備員が追ってくる。
逃げるために
私は
ベン・ジョンソンばりの
腕のスクロールで
前をブラブラさせながら
駆け抜けた。
目の間に広がる人ごみに
「私の全て」
をさらけ出しながら
なんとか・・・・・逃げ切れた。
俊足にこれ程、感謝した事は無い。
ボンジュールッ![]()