【抗ガン剤したら毛が抜けるという定説】 入院生活22日目12月22日昼 | 「起業家サポーター」B.S.Times代表の日記

【抗ガン剤したら毛が抜けるという定説】 入院生活22日目12月22日昼

【抗ガン剤したら毛が抜けるという定説】

入院生活22日目。


ここ数日体調絶好調でしたが

昨日あたりから下り坂。

なんでだろうな?

と思っていたら

好中球数が

300

を切っていた。


もう少し下がれば

病室からもいっさい出ないようにと

言われてしまいました(≧∀≦)


日程的にも抗ガン剤の影響の第二波くらいが

来る時期なので仕方ないっちゃ仕方ない。


治療は一喜一憂で

なかなか難しい


好中球数というのは

免疫細胞を司るところで

数字が下がれば

免疫力が下がり

少しの細菌でも入りやすくなり


重篤な病気を引き起こす要因ともなります。

一方でこの好中球数が高すぎると

がん細胞が活発化する要因とも言われています。


好中球数の

基準値が

2000〜7500

ということなので

300切って来るのがいかに低いかということがるわかるかと思います。



今日のお題

抗ガン剤したら毛が抜けるという定説


これ

普通にイメージとして持ってると思います。


抗ガン剤すると僕が公言した時

ほとんどの人が

殺されるよ

という意見

その次に

毛が抜けるね

という意見

を頂きました。


ほとんどが

抗ガン剤したことない人からの意見が多いですけど…


その意見で葛藤もしましたが

最終的に自分でも調べて

チェックして

最終判断は

抗ガン剤も今回は受けるという

判断をしました。


理由は

やり続ける訳ではないということ

外科的治療で臓器をとってその上で

抗ガン剤をするというのではなく

温存するという判断の過程で

一時的に抗ガン剤治療も必要。


という判断からでした。



抗ガン剤したら

毛が抜けるというのは当初

僕もそう思ってましたし

毛が抜けても

ネタになるし

いいや

と思ってましたけど


実際は全く抜けてません


{3A4FAB24-81A8-4CFE-BE3B-33E24DD3222A}

普通に思いっきり生えています
(12月5日現在)


入院生活しながら
抗ガン剤の副作用などの勉強も自分なりにしました。

抗ガン剤と一般的に言っても
かなり多くの種類の抗ガン剤といわれるものが
存在していて

副作用のキツさや内容は微妙に違っています。

抗ガン剤の種類と出しているメーカーの数を含めると100種類はくだらないと思います。


ぼくがうけている
抗ガン剤は
全部で2種類

と呼ばれる代謝拮抗剤(抗ガン剤の種類)

と呼ばれるプラチナ製剤(抗ガン剤)

前者は副作用は比較的弱め
後者は副作用はかなり強めの抗ガン剤です。

シスプラチンと呼ばれるプラチナ製剤の抗ガン剤は
副作用キツく
確かに
胃もたれのような症状や食欲不振や
激しい下痢は起こりました。

味覚障害も少し出ています。

発熱は嘔吐の副作用は来ていません。

脱毛に関しては
4人に1人くらいの割合で来るそうですが僕は来ていません。(確実に抜けると言われている抗ガン剤もあるそうです。)

このように抗ガン剤の種類と
人それぞれの体質などによって
起こったり
起こらなかったりするわけであり

一概に
必ず毛は抜けるとか
抗ガン剤で殺されるよ
というわけではないのです。

予備知識は事前の心の準備によって
精神的なことや起こる体調の変化も変わります。


なので全面的に
否定からはいるというのではなく

自分が決めた治療方針の
過程で
何が必要か
何をしなければならないのか
を考えた上で薬や外科的治療は考えた方が良いと思います。

自分が踏ん切りつかず
1人のドクターだけに任せて
言われた通りの土台でやる
のと

知識と情報を元に
複数のドクターの意見を聞いた上で
自分が納得する治療方針の上での
抗ガン剤や外科的治療は大いにアリだとは思います。


抗ガン剤やれば必ず毛が抜けるという定説は
人によってまちまち
他の副作用も同様です。

自分と家族が
納得した上で受けるのであれば
僕は良しと思います(経験者だから言えます)

いつか
どこかで
ガンになった方が
たまたまこのブログ読まれたら
少しでも参考になればと思います。

全ては
自分の治療方針と
自分の免疫細胞を信じることです。



ちなみに
脱毛が起こりやすいと言われている抗ガン剤の種類を載せておきます。

治療方針決めて受けると決めたら
どんな抗ガン剤を受けるのかを
事前に聞いておくことも大事ですよ。


そんな僕がある想いがあり
やりはじめたクラウドファンディングです








脱毛が起こりやすい抗ガン剤の種類。

  • ドセタキセル(タキソテール)
  • 塩酸ドキソルビシン(アドリアシン)
  • パクリタキセル(タキソール)
  • 塩酸イリノテカン(トポテシン、カンプト)
  • エトポシド(ベプシド、ラステット)
  • 塩酸アムルビシン(カルセド)
  • シクロホスファミド(エンドキサン)
  • 塩酸ドキソルビシン(アドリアシン)