皆様こんばんは、備前国鉄道です。

いつもご訪問いただきありがとうございます。


JR西日本では、1月23日(火)より、新しいラッピング列車「びわこおおつ紫式部とれいん」の運行を始めました。

MHKの大河ドラマ「光る君へ」の放送をきっかけに、紫式部ゆかりの地である大津市をPRしようと企画されたものです。


ラッピングが施されたのは225系L10編成(6両)。

新製されてからまだ1年ちょっとしか経っていない編成ですが、225系100番台では初となる大がかりな車体ラッピングに抜擢されました。

前面の貫通扉には小さなヘッドマークステッカーが貼られています。


側面には、紫式部が石山寺の本堂から琵琶湖に映る月を眺めて「源氏物語」の一節を着想したとされる場面を描いた「石山寺縁起絵巻 巻四第一段」をモチーフにしたイラストや、平安時代の人々に人気があったとされる京都から石山寺に詣でる「石山詣」の様子などが描かれています。

このデザインは外国人観光客も喜びそうですね。


また、車内には、和歌に詠まれた大津の観光名所を紹介する中吊り広告や、平安時代と大津について紹介する窓上広告「おおつ へいあん とりびあ」などで装飾されています。

源氏物語にも登場する「御簾」をイメージして作られたカーテンもあるそうですが、乗車時には見落としていました😅

また次回遭遇できた時に探そうと思います。


このラッピング列車は、3年後の2027年まで運行される予定で、琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・山陽線(米原~上郡間)を走ります。