ピョートル・フェリクス・グジバチ「心理的安全性 最強の教科書」 | 電話秘書ビジネスアシストの秘書Log

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あなたはチームの中で躊躇なくきちんと意見を伝えられていますか?

 

「心理的安全性 最強の教科書」ピョートル・フェリクス・グジバチ著(東洋経済新聞社)

 

心理的安全性とは、

組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態

 

対人関係においてリスクのある行動を取っても、馬鹿にされたり

罰せられたりしないと信じられる状態のことです。

 

心理的安全性が高いチームは、メンバーが自分らしくいられることで、ストレスが減り

意見やアイデアが飛び交い、生産性や成果がアップします。

本書は驚くべき洞察と実践的なアプローチが組み合わさった1冊で、

心理的安全性の重要さと具体的な方法を的確に伝えています。

 

特に気になった部分について下記ご紹介します。

〜NiceではなくKindな職場〜
Niceは「やさしい」「気持ちいい」「快適」、Kindは「親切」「思いやり」

Niceな職場とは、「それいいね!」「ナイス、ナイス!」とお互いに同意するので、
仲がよさそうでまとまりのある雰囲気を醸し出しています。
しかし、お互いの腹の内は隠したままなので、本当のところはどう思っているかはわかりません。

一方、Kindな職場はそうではありません。
メンバー同士が自分の考えや意見を正直に伝え合います。
「いや、ちょっと待って。『いいね』じゃなくて、もうちょっと深く考えよう」
「それ、ちょっと違うんじゃない?」という会話ができる職場です。

つまり建設的な意見の対立はあってよいということです。
私は社内の人で意見の違いがある場合、黙ってモヤモヤを残してただ受け入れるより、
「この部分についてはそう思わない、私はこう思う」と真っ直ぐ誠実に伝えた上で
相手の案を受け入れるとなんだか心がスッキリするんです。
それができるのは正直に伝えたとしても関係性がこじれたり、
仕事に支障をきたすような相手ではないと感じているからです。

またミスがあればすぐに周りの誰もが速やかに伝え合います。
お客様に合わせたコミュニケーションを自然に行っているビジネスアシストだからこそ、
社内の人間に対しても同様にきめ細かい配慮を行える者が多いです。

本書では指摘や助言も、相手を状況とセットで理解しどのようなサポートをすればよいのか考え、
会社の歯車としての職場での役割だけでなく 多面性を受け入れ
人そのものに興味を持つ ことを示しています。

ビジネスアシストの心理的安全性をより高める為、リーダー、マネージャー職に関わらず
チーム一人一人が本書のように意識を高め、具体的に実践していくことが必要なのだと思いました。
とても参考になったので、ぜひ手にとってみてください花


(電話秘書スタッフ 小池)