こんにちは!びわおちゃんブログ&アニオタWorld!へようこそ。
大好きだった。心からそう言える作品だからこそ、どうしても筆を執らずにはいられませんでした。漫画家志望の女子大生・鈴ヶ森ちかが、スランプをきっかけにSNSで行き先を決める「ざつ」な旅。その予測不能な展開と、旅先で出会う風景や人々、そして仲間たちとの温かい交流を描いたテレビアニメ『ざつ旅-That’s Journey-』。
毎週、ちかと一緒に旅に出るようなワクワクした気持ちで画面を見つめていた方は、きっと僕だけではないはずです。しかし、素晴らしい旅を続けてきた本作が、最終盤である第11話・第12話で、少しだけ違う方向へ着地してしまったように感じたのです。それは「残念」という一言では片付けられない、作品への愛情があるからこその「違和感」でした。
この記事では、まず最終回に感じた寂しさの正体を考察し、次に10話まで私たちを魅了し続けた「ざつ旅」の輝かしい軌跡を一つずつ丁寧に振り返ります。そして最後に、旅アニメが持つ本来の魅力を踏まえ、僕が見たかった「ざつ旅」のもう一つのエンディングを、3つの創作ストーリーとしてご提案させてください。
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