今回は第2話の解説です。謎だらけの1話だったですが、その流れは2話でも継続、いや益々拍車がかかっていますね

2話では鯨井Bと令子が『別個体』である可能性が極めて高いこと、令子の『目じりの皺』が何らかのサインであることが示唆されます。そしてレモンチキンへの嗜好の変化から鯨井令子は『新たな令子』へ変化しつつあることも。そして物語の後半に蛇沼みゆきが登場します。

なお、この作品の解説に関しては原作を読み込み、随所にネタバレをしながら行っていきます。でないと謎や伏線だらけのこの「九龍ジェネリックロマンス」の解説ブログにならないからです。

まだアニメを見てない方もネタバレを気にせず読んでください。僕のブログを読んだかそうでないかでアニメ視聴後の理解度や感動は倍以上に違うものになります(自信があります!)。

今回も情報を整理し、一緒に考察していきましょう。その前に詳細解説版と1話解説を見ておくといいですよ。

 

 

 

 

 

目次

  1. ネタバレ注意:「九龍ジェネリックロマンス」第2話を語る
  2. 登場人物:九龍城砦で生きる個性豊かな人々
    1. 鯨井令子(くじらい れいこ)/ CV: 白石晴香
    2. 工藤発(くどう はじめ)/ CV: 杉田智和
    3. 蛇沼みゆき(へびぬま みゆき)/ CV: 置鮎龍太郎
    4. タオ・グエン / CV: 坂泰斗
    5. 楊明(ヤンメイ)/ CV: 古賀葵
    6. 小黒(シャオヘイ)/ CV: 鈴代紗弓
    7. ユウロン / CV: 河西健吾
    8. 鯨井B(くじらい ビー)
  3. 第2話 あらすじ&ネタバレ解説:揺れる心と新たな謎
    1. 友人への告白:写真の謎と芽生える恋心
    2. 新たな展開:蛇沼総合メディカルの登場
  4. 鯨井Bと鯨井令子は『別個体』? 第2話の回想シーンが示す衝撃の可能性
    1. 3年前の出会い:年齢から見える決定的な違い
    2. ピアスの穴:見逃せない身体的な相違点
    3. 記憶喪失ではない?「ジェネリック」としての令子の存在
  5. 鯨井令子の『目じりの皺』は何かのサイン?
    1. 単なるからかいではない可能性
    2. 鯨井Bとの「違い」の認識
    3. 加齢、あるいは「人間らしさ」の象徴?
    4. 工藤の内面の表れ
  6. レモンチキンは『新たな令子』への変化の証?
    1. 鯨井Bとは異なる嗜好
    2. 香港レモンチキンは香港では『無名?』
    3. 記憶のない令子の「個性」の芽生え
    4. 工藤の戸惑いと関係性の変化
  7. 蛇沼みゆきの謎めいた発言と行動に隠された令子への本意は?
    1. 「適合者カルテ」と特異な存在への関心
    2. 「体温もある」発言と人間性の確認
    3. 「歴史のない皺」と「存在しない記憶」 – クローン説の示唆
    4. 「今、存在している事実が素晴らしい」 – 令子(A)への独自の価値観?
    5. 口紅の仕草と「素晴らしすぎる」 – 歪んだ執着と美学
  8. コミックスの紹介
    1. コミックス
  9. VODの紹介
    1. おすすめポイント