近しい人の影響で
白い巨塔をまた1から見始めており、
昔のドラマの出来の良さを痛感しているとともに、自分の考え方の変わりように驚いています。
あのドラマは15年前、2003年秋からの放送ということで、私は27歳くらいですね。
ちょうどライターを始めた頃、文書だけでは食べられずアルバイト掛け持ちしてた時期だなぁ。
そんな話はまた今度にして。
その時は里見先生寄りの考えというか、
財前先生は悪の根源だという風に見ていた記憶があります。
ただ、時を経て41歳の私の目には、
里見先生のしたたかさや腹黒さが見えてきたようにも思います。
矛盾の極みだなと。
守るべきものを守れないのに正義を盾にするのは私は好きではない生き方だなと。
15年前の私はお医者様として素晴らしい思想の持ち主だと感服していたんだけどね。
人の考え方って変わらないって言うじゃない?
浮気する人は死ぬまで浮気するみたいな。
けど変わるもんなんだなぁって。自分の感情の変わり方で納得せざるを得なかったもの。
だからまた15年後、このドラマを見たら、また違った目で見れるのかしらとか思っていた今日この頃でした。
えーっとね、今は医療裁判中にさしかかりました。
ってかさー、9000万って高すぎやんね、
財前先生に勝ちたいだけって豪語するなら、
裁判費用プラスアルファの方が心象良いのにとかも思ってしまいました。
今と違ってセカンドオピニオンという言葉がない時代だったのかもしれないけど、
財前先生だけが悪いわけじゃないと思う私は悪いヤツなのかもしれませんね。