みえない世界をガイドするBIWANOTERA 仙如です。
先月15日、筑波山に登拝。
10年ちょっと前に登ったときは
そんなに疲れた記憶がないのに
今回はヘロヘロに疲れたことに
ショックを受けました。
今年は山の神の元で
修行をしようと静かに決意!
筑波山から1か月後の2月15日
神奈川県の霊山である
大山阿夫利神社奥社へ。
春の日差しが暖かな
ハイキング日和(のはずだった)
修行ですから
ケーブルカーを使わず
「女坂」を登りはじめました。
女坂には「七不思議」があります。
それを確認しながら山道を登ります。
「大山寺」の三十六童子さんたち
こんにちは~。
大山阿夫利神社下社まで
ケーブルカーを使わないと
30分~40分位。
とても趣がある道なので
歩くのをおすすめします。
2012年に天皇陛下も
女坂を登り奥社から見晴台、
日光ふれあいセンターまで行かれたそうで
ほんとうに健脚なんですね~。
「大山阿夫利神社下社」到着。
大山阿夫利神社は
関東総鎮護の霊山。
別名「あめふり山」
雨乞いや止雨、五穀豊穣などに
ご利益があり庶民の信仰が厚く
「大山参り」で栄える
神仏習合の霊山でした。
ご祭神である
「大山祗大神(おおやまつみのかみ)」は
山の神、水の神。
「高龗神」(たかおかみのかみ)は
水神様ですが龍神だと伝えられています。
「大雷神(おおいかずらのかみ)」は
雷の神様です。
奥社へは登り90分です。
歩いていても寒くなってきました。
雪道になってきて
雪山登山となりました。
風が強く歩いていても寒く
奥社の鳥居をくぐると
冷たい雨が降り始めました。
龍神さんの大歓迎!
雨降山の威力をみせてくれました。
大山修験の行場で
山の神と水の神から
最高のおもてなしをしてもらい
よい修行をさせてもらいました。
里と山では次元が違います。
霊山は神々の住むところ。
低山といどもなめたらアカンです。
里は春の陽気だから
ここまで冬になるとは
予想外でした。
帰りは下社から「男坂」で下山しました。
疲れているときの男坂は
けっこう危険です。
大山阿夫利神社下社へは
ケーブルカーがあるので誰でも
参拝は可能です。
下社から奥社へは
登山装備が必要です。
どんなに晴れていても
山の中ではこのようなことをがあるので
ぜったいにカッパと
防水仕様のシューズが必要です。
頂上にはトイレがありますが
1月から3月くらいまでは
凍結していて使用不可です。
年をとると筋肉痛が遅く出る?
聞いてはいたけど
やっとその意味がわかりました。
寒さと男坂の威力か
2日後に久々にひどい筋肉痛になりました。
筑波山のときにはこんなことには
ならなかったです。
大山の神は厳しいな~。
ことしは四季折々
大山の神のもとで修行をさせてもらおうと
思っています。