みえない世界をガイドするBIWANOTERA 仙如です。
暦は「大寒」になりました。
字をみただけで、いかにも寒そうです。
日本ではこの寒中に
寒苦に耐えて行う修行がありました。
寒行です。
寒の時期とは小寒から節分までの30日間。
寒行は1年でもっとも寒い時期の修行になります。
でも厳しいからその苦行が功徳をもたらすと
いわれています。
寒の明けが節分の翌日の「立春」
もうすぐ春がやってきます。
明日はオンライン朝の瞑想会。
5月にスタートした時は
爽やかだったけど
秋から冬になると6時は真っ暗。
でも瞑想からスタートすると
1日の時間の流れが変わります。
瞑想のモチベーションには
知識も大切。
アタマで理解しないと
いまどきの人は納得しません。
でも納得してもそれで満足して
終わってしまい
実際に瞑想を継続するのは
1万人に一人以下・・・。
まったくそうだ。
功徳があって当たり前。
BIWANOTERAでは
Instagramでも瞑想の知識学べる
投稿を行っていますが
blogの方で補足していきたいと思います。
人の悪い言動に対して
すぐに批判したくなる。
私たちは人の批判ばかりしますが
批判で気持ちが晴れることは
ありません。
なぜでしょうか？
批判や誹謗中傷は
いまに限ったことではなくて
人間の習性です。
ネットがなくて
村が全世界だった暮らしでも
悪口や噂話は蔓延していました。
つい見てしまう芸能ネタは
批判の快感を味わうには
お手軽な対象です。
それは対象が芸能人でなくても
職場やご近所や仲間うちでも
同じようにあるわけです。
どうして批判をするのでしょうか？
批判をするとき
自分は正当な位置から
モノを言っている気分になり
微かな快感があるのです。
ちょっと偉くなったような
気分になれるのです。
でも批判から
何か建設的なものが
生れるでしょうか？？
もし批判されるような
悪いことを誰かがしたのなら
そういうことをした人を
批判で斬るのではなく
改心させ更正させるように導くのが
ほんとうに正しい人がやることです。
批判する人は
毒矢を放っただけで何もしません。
もし悪人が悪いことをしていると
理解しないのであれば
その人は理解のできない
かわいそうな人です。
批判ではなく慈悲を向ける相手です。
批判という毒矢で相手を傷つけても
その傷の痛みで懲りて
改心することはほとんどありません。
批判されたら心を閉ざし
防衛のための攻撃に転じるのでは
ないでしょうか。
批判しているとき
自分は何を感じているのか
自分の心をみつめてみます。
相手をみるのではなく
自分の内側に目を向けるのです。
それが瞑想です。
人の批判をしているとき
自分に視点を転換するのは
至難の技です。
微かな優越感から一転して
情けない自分の姿が
丸みえになるわけです。
たとえば
ゴミの不法投棄をする人を
批判する。
それは当然のようにみえます。
ふつうの人が守れるルールを
守らないなんてどうかしている。
そうです、どうかしているのです。
どうかしている人を
批判したら直ると思っている
あなたもどうかしているのです。
そのとき、自分の心を正直に
みてください。
悪いことを悪いと理解しないとか
ルールを守らず人や社会に迷惑をかける。
それは能力の欠如と同じ。
足し算が出来ない人に対して
ふつう批判はしません。
特別の配慮をします。
迷惑をかける人に対して
悪いことを悪いと理解して
ルールを守れるようになるといいな～
そう願ってみる。
それが慈悲の瞑想になります。
自分の心は
どんな感じになるでしょうか？
批判していたときと
慈悲を向けたときの比較を
してみましょう。
実際にやってみることです。
そうやって1年、2年と続けていくと
少しずつ批判癖が直ってくる。
ずっと続く修行です。
1回、2回で直ると思っているなら
自分の心のことが何もわかっていません。
私自身も日々、批判癖と
向きあっています。
本気で変わりたい人
次元を上げたい人は
BIWANOTERAオンライン瞑想レッスンと
瞑想会へに参加してみてください
