みえない世界をガイドするBIWANOTERA 仙如です。
1月は何となく
ことしの目標みたいなものを
考えたくなりますね。
昨年の私もそうでした。
2023年1月も初心にかえって
瞑想をやるなんて
熱く語っていたのです。
いまここに存在して
いまここを喜ぶ者になる。
それしかこの世界を変える方法がない。
60年かかってわかったことを
恩返しとして広げていこう。
そういうわけで昨年
Instagramの瞑想アカウントを
開設しました。
自分には何も価値がないという感情は苦痛です。
無意味感は行動の原動力を失速させます。
だから人は生き甲斐を求めるのです。
無意味であるという
その感情に直面したくないために
自分には価値があることを証明しようとします。
それが承認欲求の源となります。
人や社会からの承認を得ようともがきます。
多くの人は一生の時間をそのために費やし
そのために戦います。
社会にとっては承認欲求を満たそうとして
がんばってくれる戦士は
便利で有用な存在です。
だから承認欲求を刺激することで
人をかきたてようとするのです。
それが社会の目論見です。
私たちはその罠にはまり
何か意味あることをしなくてはいけない
と思うようになります。
そして人から社会から認めらることを
励みにがんばってしまうのです。
私は幼稚園から小学校低学年の頃
空をみるのが好きでした。
授業中も窓際の席で
空をみて雲が流れていくのを
ぼんやりとみていました。
なんども注意されてもやめないので
とうとう席替えをされて
廊下側の空のみえない席に
移動させられました。
空をみて雲の流れをみつめることは
ほんとうに価値のないことだったのでしょうか？
ほんとうは「いまここ」に存在している
とても価値ある時間でした。
だれからの承認も求めず
ただ存在するという価値。
逆に無価値感を盾に嫌なことから逃げて
努力をしない言い訳にすることもできます。
どうせ何もできないとか
無価値の海に沈んだつもりになる。
残念ながら無価値にはなれません。
人の 価値はただ生きているだけで付与されています。
それが存在価値。
野の花をみてください。
何の役にもたたず、存在を承認されなくとも
ただ咲いています。
それこそが本質的な存在のありかたです。
だれかのこころにかすかにでも
ふれて気づきのきっかけになったら
嬉しいです。
瞑想は目をつぶって座って
呼吸をみているだけのものではありません。
マインドフルネスの源流は
ブッダの悟り、生きるための智慧の宝庫です。
BIWANOTERAの瞑想レッスンも鑑定も
瞑想的な智慧の観点から
いっしょに考えていくスタイルをとっています。
瞑想レッスン＆セッションは随時受け付けています。
今月の瞑想レッスン土日コース14日です。
呼吸瞑想を超えて
ほんとうのマインドフルネス
「気づきの瞑想」を行います。
単発での参加歓迎です。
本気でいまの自分を変えたいと思う人との
ご縁をお待ちしています。
