夏休みの宿題~いのちへの態度~ | みえない世界をガイドする BIWANOTERA

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ことしもコレが活躍をはじめましたy’s

こんな虫取り網がどうして「びわの寺」にあるの??

仙如さん、山に行って修行するだけでなくて「せみ取り」もするの??

 

私はヴィーガンだしブッディストだし修行者だし出来る限り

「不殺生戒」を守るよう心がけています。

こういうことをいうと

「野菜だって生き物でしょ」とか「毒虫はどうするのよ」と

なぜか攻撃してくる人がいるのでふだんは黙ってます。

 

殺さなければ生きていけません・・・知らぬ間に虫を踏みつぶしているでしょう。

もしベランダにスズメバチが巣をつくったら退治するしかないかもしれません。

でも仕方がないからといって・・・「良い」ということではありません。

 

蚊を手で叩き潰したりゴキブリをスリッパで叩き潰すときの

殺虫剤のスプレーをかけるときの無感覚の「殺意」は

すべての≪いのちへの態度≫へつながります。

 

私は教育者ではありませんし、エライ人ではないから

≪いのちの教育≫をする機会はありませんが、

でも、もしそんな機会を与えられたら夏休みの宿題は

「せみ取り網で蚊を捕まえて逃がしなさい」というのをだします

たくさん逃がした子を表彰しますcertificate*

 

そういう行為をすると、蚊を逃がしたときに感じる心地よさを体感します。

そうすると、そういういのちの態度をもった人になります。

殺したらいけないからでななくて

「逃がしてあげたいな~」と思う人になるのです。

 

大人がしているから蚊は叩き潰していいと学びます。

でもそんな殺意と暴力を無意識に行っていると

自分のいのちや他者のいのちにも無感覚になるのです。

 

なぜ、自殺はいけないの?

なぜ、ムカつくヤツを殺してはいけないの?

この国に説得力をもって答えることのできる大人はいるでしょうかはてなマーク

 

ほんとうの「スピリチュアル」ってこういうことを考えること。

感じること・・・そんなふうに思ってます。

 

今年も「虫取り網」が活躍する季節になってきましたひまわり2