近藤史恵さんの「ホテル・ピーベリー」についてです。

主人公の木崎淳平は職場で問題を起こし、仕事を辞めてハワイ島へ行くことにします。

 

ピーベリーという名のホテルはリピーターを受け付けないということでした。そこで心の傷をいやし、ハワイ島での生活を楽しんでいたところ、宿泊客が亡くなります。

そしてすぐにまた一人亡くなる事件が起きます。

 

ミステリーですが、人が亡くなる事件までは傷心の青年の話だと思っていました。

 

宿泊客が亡くなって初めて、ああ、ミステリーだったのね、と。ハワイ島が舞台のせいか、アメリカ的な話だと感じました。

 

近藤史恵さんの本は初めてですが、読みやすくてよかったです。

この本の中に「夏への扉」という本が出てくるのですが、それも読みたくなりました。