40周年にDRESS | ビター・スウィート

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つらつらネットを眺めていると(最近こんなんばっかやな笑)、

本日4月21日はTM NETWORKのデビュー日という話題が目に留まった。

しかもデビューは1974年なので、今年がちょうど40周年に当たる。

40年って。長い!

生まれた赤ちゃんが不惑を迎えるほどの月日の流れ←表現が浅すぎる

 

若かりし頃、かなりハマって聴き込んでいた時期がある。

40周年の記事を見て、古い古いCDを棚から引っ張り出して聴いてみた。

ちょうど世の中が急速にレコードからCDに移行していった時期の作品たちなので、

ちゃんと音が出るかな(笑)とちょっと不安ではあったが、特に問題なく

再生できた。そりゃそうか。

当時は「Come On Let's Dance」なんてそれほど好きじゃなかったけれど

(ファンの間では人気曲だったしライヴの定番だった)今聴くと良くできた曲だなと感じる。

ダンサブルで、いい意味で大衆に受けそうな曲調とか構成とか。曲の輪郭がカチッとしてる。

小室さんの曲って、というか当時流行っていた曲全般がそうなのかも知れんけど、

キャッチ―で耳馴染みのいい曲が多いよなあ。

 

で、今回改めて聴き込んでるのがコレ。「DRESS」

1989年5月発売。オビに印刷されてる消費税が3%なのが時代を感じる。消費税は

この年の4月1日から導入されたんだよね。

これ、既発曲のリミックス・・・というか、「リプロダクション」アルバムである。

宇都宮さんのボーカルのみそのままで、あとは自由にリミックスしてください、と、

海外の有名プロデューサーたちに依頼して作ったもの。

オリジナルと比べると、かなり大胆な変化が加えられている曲が多い。

TMの楽曲をドレスを着替えるように・・・というコンセプトだったが、

残念ながらというか何というか、当時のファンの反応は「やっぱり私はテッちゃんの

オリジナルの方が好きだなあ」が大半だったような気がする。

私個人もそう思ってた。オリジナルよりこっちの方が好みだな、と思えた唯一の曲は

「RAINBOW RAINBOW」。間奏のキラキラ感がとても心地良かったので。

多少古さというか時代を感じなくもないが、楽曲自体は今でも通用するんじゃないかな、

デビューアルバムに収録されてる名曲であるよ。

「RESISTANCE」なんて「怖い」「お化け出そう」「好きな曲だったのにこんなの嫌だ」

と散々な評価だったなあ。これは今聴いてもそんな印象(スマヌ

ただ、当時は全般において「オリジナルの方が断然いいな」と感じていたんだけれど、

今改めて聴くと「これはこれでけっこうイイじゃん!」と思えるのも事実。

35年の月日はいろいろなものを変えていくね。

当時めっちゃ好きだったナンバー「KISS YOU」は今聴いてもカッコいい!

 

なお、私はTMの曲の歌詞は外注した方がいい(プロの作詞家さんに書いてもらった方が

いい)」と思っている人でごじゃる。