終わっちゃいましたなー、春を呼ぶ弾き語りツアー。
序盤の新潟はまだ雪が残っていたなあ…なーんて書きたいとこだが、
わりかしあったかい日で冬将軍の気配は無かったなあ笑
んであっという間の3月下旬。ホコリ混じりの生暖かい風がまさに春だ。
スケジュールの都合(なんたって年度末)で春の東京公演は見送ることが多いのだが、
本格的な春の訪れを田島さんの歌とともに味わいたかったので、
今年は万障繰り合わせの上馳せ参じた。
実際は万障全く繰り合わせられなかったのだが。トホホ。
それは置いといて。
東京国際フォーラムホールC、まさに「ホール」といった趣の会場で、
広いステージの真ん中に設置されたギターと椅子と周辺機材が、
穏やかに張り詰めた空気の中で、主の登場を待っていた。
ライヴハウスや能楽堂だと比較的ホーム感あるのに、
ひとりぼっちのデカいホールはどことなくよそよそしいというか、
若干のアウェイモードを感じてしまうのは何故だろう。
そんな中にいつものように現れた田島さん、
すこーし?緊張気味のご様子。
3階席まであるホール、ステージから見る客席はどんな景色なんだろうな。
椅子に座って、ギター抱えて「歌います」スイッチがパチッと入る、
その瞬間にこっちも「心して聴きますぜ!」態勢になる、
毎回のこれがもう中毒的に気持ちよい←
弾き語りツアーは穏やかな、まさに春っぽい曲が多く演奏されるが、
その中にハッと凄まじい緊張感に包まれる曲が挟み込まれたり、
「えっこの曲をアコギで演るの」的な意外なナンバーが入っていたりもして、
毎回その緩急がおもしろいのだ。
私は、ライヴ終了後のお客さんの感想をSNSで見たりするのだが、
今回の目玉は満場一致で「冗談」だろう。どう考えても弾き語りにハマりそうにない
「スーパースター」の演奏も良かった。
カバー曲からの「四季と歌」、ときて、
くぎょ…いや、お題拝借のドタバタジタバタっぷりを「接吻」で立て直す。
東京公演のお題は「初恋」。これ提案したお客さん、わざわざ?「初恋」と書かれた
うちわを自作して掲げておられたような。
田島さん、ひねくれているので「初恋」と「桜」の歌は歌いませーん!ですってよ。
あっ、でも、歌うとすれば!タイアップ!タイアップがくればやります!ですってよ。笑
「初恋」というこそばゆいテーマに苦戦気味ではあったが、
最後は「心を動かしましょう!」というメッセージに落とし込んでまとめておられた。
こっちもホッ←うまくまとまらないと客席も微妙な気分になるよね
「接吻」のあとに「後世に残したい田島貴男名演集」に収録されること確実の「冗談」、
これは本当に全人類に観ていただきたいくらいだ。
この曲、もともと歌詞もメロディーも秀逸だと思うのだが、それにあの力演が加わって、
聴き手がねじ伏せられて引き倒されるくらいの迫力。まさに心が動いた。激震。
最後、ギターの音と歌声がループしながら天にのぼっていくみたいなあの感覚、
いったいどう表現したらいいの。教えて偉い人!
今回のツアーのあれこれ、思い出す限り。
◎「お題拝借」では客席から手拍子が(つい)入ってしまうのだが、毎回「なくて大丈夫です!」
みたいなこと言ってやめさせてた。プレッシャーになるとか言ってた。
◎なんかやたら「バイブス」って言葉を使ってた。個人的にバイブスと聞くと
Suchmosを思い出すのよウウウ(ノД`)・゜・。
◎車にハマってしょっちゅうサーキット行ってるそうな。ドリフトができるように
なったそうな。へー←その無関心な反応ヤメロ
◎ヨギーの角舘くんとつるんでいそう(っちゅーか角舘くんが連れ回されていそう(失礼))な
雰囲気。
◎お父さまとは昔仲が悪かったが最近はめっちゃ良いそう。
さて、ツアーも終わったのでセトリを挙げておきまする。
アクロバットたちよ
スーパースター
春のラブバラッド
バイク
海の見える丘
ZIG ZAG
SAYONARAMATA(Yogee New Wavesのカバー)
Perfect Day(Lou Reedのカバー)
四季と歌
(お題拝借コーナー)
接吻
冗談
Music,Dance & Love
ソウルがある
太陽を背に
ゼロセット ※名古屋公演ではエブリデイ エブリデイ
帰りのバス
Bird ※新潟公演から追加
(アンコール)好運なツアー
【各会場お題拝借テーマ】※SNSの書き込み等を参考にしたので違ってるかも
名古屋「青春」
新潟「こしひかり」
大阪「スーパーカー」
広島「同級生」
福岡「誕生日」
鹿児島「桜島」
札幌「漫画」
浜松「宇宙」
東京「初恋」
仙台「手をつないだ記憶」