行灯が灯され夜空を彩ると、祇園祭も徐々にピークを迎えます。
今年は曜日周りが今ひとつのようで、お店でのご主人との会話も人出の話になりました。とは言うものの、さすがの三大祭のひとつ。烏丸どおりは浴衣姿の人たちがたくさん歩いていました。
今年はちょっと足を延ばして、京極へ。
息子がネーム入りのペンダントを作りたい、というので見に行きました。ネーム入りのペンダント。うふふ、年頃の男の子があこがれる小物のひとつ、なのでしょうね・・・。
最近は、Tシャツもお気に入りのデザインがあるようで、洋服を買いに連れて行って~とせがまれることがふえました(この前、息子にジーパンと言って怒られました。ジーンズと言わねば通じないようです)。
時間も遅かったせいか、それらしいお店には既にシャッターが下ろされていて念願のペンダントを見ることすらできなかった息子、「せっかく来たのに、無駄やったやんか~~!」とかなりご機嫌斜め。
それを聴いて旦那が息子の肩を軽くたたき、「大丈夫。あと数年もすれば、理由もなくこの辺りを行ったり来たりするようになるんやろ?男には無駄なことは付き物なんやから~」と男同士の会話。
それを聴いた息子もまんざらもない表情。は~、そうやって男は大人になっていくのね・・・。
この日、息子がお買い物用にと持っていったお小遣い。
昼間にうちの2階の網戸をきれいにお掃除して、稼いだお小遣い。500円なり。
きっとその500円でペンダントが買えないことを知ったら、物の値段に驚くのだろうな~。
と同時に、お金の大切さや働くということを自分なりに感じてほしいな~と願う、今年の夏なのです。