インバウンドという言葉はもう美容業界では浸透しているのか?
答えはYES。でもNO...かもしれない。
中国からの爆買いツアーや、訪日外国人の増加傾向については、普段のニュースで誰もが耳にしたことがあるでしょう。
今では当たり前の外国人観光客。アジアだけでなく欧米諸国からのツーリストも増えています。
そして、中国人による爆買いは消沈し、体験型のスタイルに変化していると言われています。中国だけでなくアジア全般。
シンガポール、タイ、台湾、香港などから日本に訪れる人々はもちろん、欧米人だって日本に来たからには日本らしいナニカを体験したいはずなのです。美通販の情報チャンネルでも「おもてなし美バウンド」をとりあげました。メンバー登録は無料ですので是非興味のある方はご覧ください。
日本らしいって何?
では、日本らしいナニカって何よという事ですが。
まず和の文化が思いつきますよね。神社仏閣を巡ったり、富士山登ったり、武道を習いにいらっしゃる方も多いそうですが、外国人が日本に来てまず驚くのは、清潔・丁寧・正確さ!
私たち日本人にとっては当たり前の事ですが、特にホスピタリティーの高さ。いわゆる丁寧なおもてなしの接客態度が外国人を感動させているのです。
これは体験してわかることですよね。人と接して初めてわかる日本人の丁寧な接客態度。私たちはそれを誇りに思うし、是非日本でもっと私たちのサービスを体験して欲しいと願います。そして日本人の技術力の高さをもっと知って欲しいと思います。
美容業界のインバウンド対策
大手美容室ではスタイリストに英会話を習得させるなどのインバウンド対策に乗り出しています。また、海外経験のあるスタイリストをメインキャストとしたサロンなども出現。
訪日外国人の獲得に動き出しています。現地のツーリスト会社とタッグを組んで、旅行予定に美容室訪問を組み込んだツアーも現れています。経済効果が期待されるだけに、様々な動きが見受けられます。
答えがNOなわけ...
美容業界にインバウンドは浸透してるのか?
YESですよ。でも実際どうですか?
大手サロンは英会話とかツーリスト会社とかおっしゃるが、個人経営のサロンやそこそこの規模の美容院でも、外国人観光客とかきませんけど...という方が実際多いのでは?...と思うのですよ。
自分の利用する駅チカのサロンに外国人観光客がいらっしゃる...とはいささか無理があるような...と、感じるのは私だけでしょうか?
でもそれで終わりじゃない!
そこで我々には関係ないね...と、思えば終わりです。でもこれからの高齢化や少子化を危惧し、経営を盛り上げたいと思うのなら終わりにしてはいけません。これはやはりチャンスなんですよ。
都市部だけの、大手サロンだけにしか出来ないことではないような気がします。
その根拠となるのが最近注目されている民泊です。NHKのクローズアップ現代でも取り上げられた民泊。
「過熱する“民泊” ~新たなおもてなしのかたち~」(掲載元:NHKのクローズアップ現代No.37222015年10月26日(月)放送)
ルールや規制は必要なものの、発展する民泊。都市部だけでなく一般の住宅地。私たちの住む街にだって民泊が始まっているかもしれません。店先に英語や中国語のメニューを置けば、近所の民泊のお客様が訪れるかもしれません。
英語が話せないと気にするかもしれませんが、言葉は重要でしょうか?
彼らが求めているのは世界一のホスピタリティー国、日本のサービスなはず!
美容室・理容室ができるインバウンド対策とは?
英会話などは二の次でもいいような気がします。
ウチは英語は喋りませんが、お客様の求めている髪型だけは理解できるようヘアスタイルブックを充実させてます...でも良いと思います。
まずするべきことは動くこと。
待っているだけでは何も起きないし、外国人を受け入れる意志があることさえ知ってもらえません。facebookやインスタグラムに英語でタグづけしたり、英語でコメントしてみましょう。
英語力がなくても大丈夫。彼らもまた英語がスラスラ通じるなんて思っていないでしょう。中国語ならなおさらです。
店先に外国人向けのメニューを掲げてみるのもひとつ。そしてさらに意欲があるのなら中国語ではおなじみのTwitterやFacebookのようなSNSアプリ・微博(ウェイボー)を使って店内写真やヘアスタイルをアップ。やってみるだけでも損はないはず!
ただし、料金は明確に伝えること。この金額でカット・パーマ・シャンプー・ブローすべてインクルード(includ)です。チップは頂きませんよとお伝えするのをお忘れなく。
逆転の発想で前を向こう!
私たちは外国人観光客に対して身構えてしまう。
言葉が通じなかったらどうしよう...
満足頂けなかったらどうしよう........と。
でも考えてみて欲しい。自分自身が外国へ訪れた時。すべてのサービスが日本語で済まされたら?
日本と同じものを提供されたら?
便利かもしれないけどそこに旅の醍醐味はない。
彼らは日本で自国では味わえない非日常的なナニカを求めてやって来る。大切なのは笑顔で受け入れ、最高の技術を提供し、親切にしてあげることではありませんか?