ひらめき電球コラムニストの尾藤克之です。

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この度、松谷英子(歯科医)さんの本をプロデュースしました。

五感の魔法: あなたが主人公になる 人生好転の脚本を創る方法

(松谷英子著)ごま書房新社

 

いい本です。ぜひお手に取ってください。

 

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脳には大きな特性が3つあります。

①現実と想像の区別ができない
②否定形を理解できない
③何歳になっても、脳に新しい回路ができる

 

これら3つの特性を活用できれば、人生をよい方向に変えやすくなります。

 

たとえば①の現実と想像の区別ができないことを知らずに、頭の中で「どうせ、私は失敗する」や「怖い!不安だ!こんな風になるかも……」と行動を起こす前から、失敗するイメージや、悪い結果を脳内でシミュレーションする人は少なくありません。

 

頭の中で考えているだけですが、実は現実に体験したのと同様、「失敗する脳内回路」が強化されたり、ネガティブな接続が脳内にでき上がったりしてしまいます。

②の否定形についても、間違いを犯しがちです。「否定形を理解できない」と知らずに、「ゲームばかりしてはダメ」と子どもを叱ったら、彼らの脳内では「ゲームをするイメージ」が強化されます。ですから、ある事柄について注意したいときには、否定形ではなく、肯定形で話すことが大切です。


「本を読んだら楽しいよ」とか「外に行って〇〇したら楽しいね」とか、望ましい行動を具体的にイメージできるように伝える方が、脳を導く効果が高いのです。

③の「脳は年齢に関係なく、新しい回路を作ることができる」という事実は中高年の方にとって、とても役立つ知識だと思います。

 

この特性を知っていれば、「もう年だから」とあきらめるのではなく、「まだまだ自分の脳を鍛えられる」と信じて、新しいことに挑戦しやすくなるはずです。私の父は75歳を過ぎたころから、気力が急に弱りました。「同窓会に行ったら、死んだクラスメイトの話ばかりだった」などと言うのです。

 

そこで、私は『きずな出版』を立ち上げた櫻井秀勲先生のお話をしました。「80歳になってから、新しい出版会社を立ち上げて、90歳になった今はYouTubeで動画を配信している」と紹介したのです。さらに、脳神経は何歳になっても、使い続ければ衰えない、と伝えたところ、見違えるように元気になりました。


今は実家に帰るたび、「まだ、80代になったばかりだから、なにをしようかな?」と目をキラキラさせている父に驚かされています。
 

あなたが、心を豊かにする1冊に出会えることをお祈りしています。

 


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2年ぶりに22冊目となる著書を出版しました。
読書を自分の武器にする技術
(尾藤克之著)WAVE出版