ひらめき電球コラムニストの尾藤克之です。

ひらめき電球ご訪問ありがとうございます!

 

この度、松谷英子(歯科医)さんの本をプロデュースしました。

五感の魔法: あなたが主人公になる 人生好転の脚本を創る方法

(松谷英子著)ごま書房新社

 

いい本です。ぜひお手に取ってください。

 

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コルチゾールは、ストレスと関係が深いホルモンです。脳がストレス状態を感知すると、副腎皮質から大量に分泌されます。

 

コルチゾールは、そもそも身体が活動できるようエネルギーを生産するのに重要なホルモンであり、副腎皮質と脳の間の調節機構によって分泌量が精密にコントロールされています。コルチゾールはストレスだけでなく、「体内のエネルギー調節システム」にも大きく関係し、インスリン抵抗性や脂肪量とも関連します。

肥満を研究する専門家はストレスの慢性化によってコルチゾールの分泌が急増した人について、以下のような特徴をあげています。
・食欲が増し、甘味、塩味が強く脂肪分が多いものを好むようになる
・血糖値やインスリン濃度が上がる

 

ストレスによって常にコルチゾールの分泌が多い状態が続くと、オーケストラのようにお互いが複雑にバランスを取り合っているホルモンの調節が狂うため、いろいろな不具合が発生します。脳にも機能障害が起こり、神経伝達物質のバランスが崩れることもあります。

 

ストレスにはそういった危険性もあるので、過剰にならないよう自身の状態を把握しておくことが大切です。

 

さらに、「ストレス反応はおおむね習慣性であるため、自分で変えられる」と理解して、自身をチャレンジ反応へと導けば、ストレスを親友にできます。

■ストレスを軽減する5つの方法
① 自己のストレスへの気づき
② 空腹時間の活用(オートファジー・細胞内での浄化)
③ 習慣的な特殊呼吸法(バイオフィードバックなど)
④ 習慣的な運動(エンドルフィン・ドーパミンの分泌)
⑤ 7~8時間の睡眠(サーカディアンリズム・体内時計の調整)

ストレスがもたらす悪い影響を軽減するためには、まずは自分が感じているストレスに気づく必要があります。ストレッサーによって、どういう影響を受けているのかがわかれば、過剰なストレスを避け、空腹時に分泌されるホルモンや食欲を調節することで、うまくコントロールできます。

コルチゾールの分泌を減らすためには習慣的な深呼吸や運動が有効です。特に、特殊な呼吸法を取り入れると、バイオフィードバック(身体が発する情報のうち、普段は意識できていないものを知覚できる状態に変換するリラックス法)により、コルチゾールの分泌をコントロールできます。
 

あなたが、心を豊かにする1冊に出会えることをお祈りしています。

 


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2年ぶりに22冊目となる著書を出版しました。
読書を自分の武器にする技術
(尾藤克之著)WAVE出版