ひらめき電球コラムニストの尾藤克之です。

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この度、松谷英子(歯科医)さんの本をプロデュースしました。

五感の魔法: あなたが主人公になる 人生好転の脚本を創る方法

(松谷英子著)ごま書房新社

 

いい本です。ぜひお手に取ってください。

 

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私が多くのカウンセリングをする中で、確信を持っていることは、同じ出来事が原因であっても反応は人それぞれ異なる、ということです。

たとえば、両親が幼い頃に亡くなってしまい、孤独で寂しい子ども時代を過ごした人が、私のクライアントの中に2人います。そのうちのひとりであるAさんは「自分は両親を知らないで育ったからこそ、愛情ある家庭を作りたい」と語りました。もうひとりのBさんも同じような状況で大人になりましたが、「両親の愛情を知らない私は、結婚なんてできない」と決めつけていました。

最終的にBさんも結婚して幸せに暮らしていますが、そこに至るまでにはいくつかのプロセスが必要でした。私がまず、彼女にアドバイスしたのは理想の将来を思い描くことでした。その上で、彼女の中にあった「私なんて」という自己否定を少しずつゆるめていくことで、頑なだった決めつけをほどくことに成功したのです。

このように、同じストレスでも反応が真逆になるケースについて、研究者はそれぞれに名前を付けています。

脅威反応:自分では対処しきれない圧倒的なストレッサーを受け止めた闘う、もしくはそれに背を向けて逃げる反応
チャレンジ反応:ストレスのエネルギーを「やる気のエネルギー」変換する反応

この2つのストレスのタイプは、生体反応も感情も、人生をとらえる目線もすべてが対照的です。

生体にストレスを引き起こす刺激(ストレッサー)加わると、特徴的な身体反応が起きます。中でも、副腎皮質の肥大、胸腺リンパ組織の萎縮、胃・十二指腸潰瘍はセリエが報告したことから「セリエの3徴候」と呼ばれます。さらに、身体の反応に伴って分泌が増えるのが「ストレスホルモン」と呼ばれるコルチゾールです。
 

あなたが、心を豊かにする1冊に出会えることをお祈りしています。

 


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2年ぶりに22冊目となる著書を出版しました。
読書を自分の武器にする技術
(尾藤克之著)WAVE出版