ひらめき電球コラムニストの尾藤克之です。

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この度、松谷英子(歯科医)さんの本をプロデュースしました。

五感の魔法: あなたが主人公になる 人生好転の脚本を創る方法

(松谷英子著)ごま書房新社

 

いい本です。ぜひお手に取ってください。

 

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人生を振り返ると、「成功した」と感じる出来事がある一方、「失敗してしまった」と感じたシーンも少なからず見つかるはずです。成功したときは自信に満ちていたでしょうし、失敗したときは自分を責めたくなったのではないでしょうか。


しかし、失敗の多くはあなたのせいではなく、脳の仕組みによるものだったかもしれません。脳には生き残るために、安全あるいは快適と感じる状況――いわゆる「コンフォートゾーン」から離れないよう行動する性癖があります。変化を嫌い、それまでの成功体験に従って、お決まりのパターンを選択するのです。

「私はそんな風に考えていない」とあなたは言うかもしれません。実際、多くの人は意識して、そういった選択をするわけではありません。


脳が司る人の意識には、「顕在意識」と「潜在意識」の2つの領域があります。論理的に考えるのは顕在意識、考えている自覚なしに実は行動や感情に影響を与えるのが潜在意識です。


著名な脳科学者ウルフ・シンガーは潜在意識が意思決定に大きな役割を果たしている、と述べています。私たちは、顕在意識で「こっちの方がいい」と考えたのに、潜在意識によってそれとはまったく違う行動をとるケースが少なくないのです。


例えば、ダイエットをしたいと思っている場合、顕在意識では食べ過ぎないようにしようと決めています。しかし、潜在意識では、食べることで安心感や満足感を得られるのに、と感じています。


その結果、ついついたくさん食べてしまうことになります。これは、潜在意識が飢餓や危険から逃れるために、食べることを優先しているからです。
昔の人は、いつ野生動物に襲われるかわからない環境で暮らしていました。逃げるか戦うかを一瞬で判断できなければ、すぐに命を落としてしまいます。そんな中で頼りにしていたのが、感覚で瞬時にものごとを決める潜在意識でした。
 


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2年ぶりに22冊目となる著書を出版しました。
読書を自分の武器にする技術
(尾藤克之著)WAVE出版