ひらめき電球コラムニストの尾藤克之です。

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この度、松谷英子(歯科医)さんの本をプロデュースしました。

五感の魔法: あなたが主人公になる 人生好転の脚本を創る方法

(松谷英子著)ごま書房新社

 

いい本です。ぜひお手に取ってください。

 

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脳には「2つの脳」、つまり顕在意識を司る脳と潜在意識を司る脳が存在します。これらの脳の処理には大きな違いがあり、その仕組みを理解することが重要です。

顕在意識を司る脳と潜在意識を司る脳には、決定的な能力差があります。顕在意識では、情報処理を行うワーキングメモリが「1度に4つの情報」までしか処理できませんが、潜在意識にはメモリの限界がほとんどありません。


ワーキングメモリというのは短期的に記憶したり処理したりする能力のことで、一度に扱える情報量には人それぞれの限界があります。

私たちの思考や活動は主に脳の「顕在意識の領域」で行われています。ランチになにを食べようか、と考えるとき「昨日は飲み過ぎたから、今日はおそばで軽めにすませよう」「薄着のシーズンを前に、体重がちょっと気になるからサラダメインのお店に行こう」などと考えるのは顕在意識です。


ただ、私たちの脳には楽屋裏でそれよりはるかに大量の情報を処理する潜在意識という裏方が存在します。

 

二日酔いが少し残っている日に、「なんとなく、カツカレーの気分じゃない」と感じるのはこの潜在意識のはたらきです。「胃がもたれると、午後からのプレゼンに影響するかもしれない」などといちいち顕在意識で考えなくても、無意識のうちに「気分じゃない」と避けることができるのです。

 

こういった顕在意識と潜在意識の関係はよく、氷山にたとえられます。

 

私たちの脳には、海面の上に見える部分だけでなく、海面下にも意識が存在します。この海面下にある潜在意識が、私たちの決断を左右しているのです。


潜在意識は脳内で理性的な顕在意識と対立することがあります。「仕事に行かなきゃ」と顕在意識は行動をうながすのに、「なんだか行きたくない」とベッドからなかなか出られない朝……。あなたの足を押さえているのは潜在意識かもしれません。

 


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2年ぶりに22冊目となる著書を出版しました。
読書を自分の武器にする技術
(尾藤克之著)WAVE出版