ひらめき電球コラムニストの尾藤克之です。

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この度、松谷英子(歯科医)さんの本をプロデュースしました。

五感の魔法: あなたが主人公になる 人生好転の脚本を創る方法

(松谷英子著)ごま書房新社

 

いい本です。ぜひお手に取ってください。

 

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人生を変えるためには、脳の仕組みを知ることが大切です。脳は、感覚や運動、記憶、思考、生命維持などの機能を担います。大脳・小脳・脳幹の3つの部分に分かれており、それぞれの部分は、次のような役割を果たしています。

《大脳》
大脳は人間の脳の中でもっとも発達している部分であり、前頭葉・側頭葉・頭頂葉・後頭葉の4つの『葉』に分かれています。大脳は、一次機能と高次機能の2つのレベルではたらきます。一次機能とは、五感から得た情報を処理する基本的な機能です。 
 

一次機能で得た情報をより高度なレベルに引き上げるのが高次機能です。高次機能は、過去の経験や知識、言語などと関連付けて、理解や表現、記憶、思考、を行い、目的や感情などを生み出します。

《4つの葉の役割》
前頭葉:注意や思考、感情をコントロールし、ものごとを整理、処理、実行する機能を担います。うつ状態などの精神疾患の際は、この前頭葉の機能が低下しています。
側頭葉:聴覚と関連しており、言語の理解、記憶、判断を司る他、感情を制御する機能を担っています。
頭頂葉:主に触覚と関連しており、身体の各部位の体性感覚や、姿勢の把握、形や手ざわり・重さなどの知覚情報をまとめるはたらきをしています。
後頭葉:視覚と関連し、形や色彩の認識したり動きを感じ取ったりします。また、物体を立体として認識したり、記憶と関連付けたりもします。

《小脳》
小脳には知覚と運動の調整をする機能があります。小脳は平衡感を司り、筋力の調節や細かい動作などをコントロールしています。小脳のはたらきが低下すると、ふらつきや手足の震え・協調運動障害などの症状が現れます。
 

小脳は、カリフラワーのような形をしていて、脳全体の重さの約10%しかありませんが、神経細胞の数は大脳の約4倍もあります。小脳は、複雑な運動をスムーズに行うために、多くの情報を処理しているのです。

《脳幹》
 脳幹は生命維持に必要な機能を司っており、呼吸や血圧・心拍数・嚥下や咳などの反射、唾液や汗の分泌などを調節しています。脳幹は、間脳・中脳・橋・延髄の4つの部分からなります。感覚や運動の情報を大脳や小脳とやりとりするのも脳幹の役割です。

★大切なポイント★
脳は、大脳・小脳・脳幹の3つの部分に分かれ、感覚や運動、記憶、思考、生命維持などの機能を担います。脳の機能は、五感を司る一次機能と高度に処理する高次脳機能に分けられます。

 


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