ひらめき電球コラムニストの尾藤克之です。

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この度、松谷英子(歯科医)さんの本をプロデュースしました。

五感の魔法: あなたが主人公になる 人生好転の脚本を創る方法

(松谷英子著)ごま書房新社

 

いい本です。ぜひお手に取ってください。

 

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自分の「長所=強み」と「短所=弱み」を知ることは、自分の人生を変える第一歩です。私が個人カウンセリングのクライアントさんに最初にお願いするのは、人生脚本ノートに自分の「強み」と「弱み」を思いつくまま、各10個以上を箇条書きで書いてもらうことです。

弱みの部分については、無理に探さなくても良いです。自分の中にあるものを素直に書き出してみましょう。

「私の長所は、1つもありません」という方もいらっしゃいます。私の講座に参加した方の中には、5人に1人は、自分の長所の欄が白紙だった方がいました。それは、「自分が好きではない」、「自分に自信が持てない」ということを示しています。

自分の長所をたくさん書ける人は、他人の良いところも見つけるのが上手な人です。逆に、長所は思いつかずに、自分の弱みばかり書ける人は、他の人の欠点ばかりに目がいってしまう傾向にある人です。

では、どうすれば自分の長所や弱みを見つけることができるのでしょうか。ここで、30代のAさん女性のケースを見てみましょう。

■Aさんの事例
Aさんは、自分の長所を何も書けませんでした。短所はたくさん書きました。 


短所:①性格が暗い。②人が嫌い。③感情の起伏が激しい。④衝動買いをする。⑤お金がない。⑥顔。⑦痩せすぎているなど・・・

Aさんは、自分のことを否定的にしか見ていませんでした。そこで、私はAさんに、自分だけでなく、友人や家族にも、自分の長所と短所を聞いてもらう宿題を出しました。自分では気づかない、自分の良いところを知ることができるかもしれません。

1週間後、Aさんは宿題を提出しました。すると、驚くべきことに、長所の欄には、たくさんの項目が書かれていました。 長所:①お料理が上手。②世話好きで、綺麗好き。③優しい。④スリム。⑤字が上手。⑥ピアノが上手、など・・・

Aさんは、自分では気づいていなかった、自分の魅力を発見しました。友人や家族からのフィードバックは、自分の自己評価を高めるのに役立ちます。

次に、Aさんは、自分の短所をどうしたいのか、書き直してもらいました。短所は、そのままではなく、改善したい方向に書き換えます。 

①    性格が暗い➡明るくする。
②    人が嫌い➡人の良いところを見るようにする。 
③    感情の起伏が激しい➡穏やかになる。
④    衝動買いをする➡計画的に使う。
⑤    お金がない➡収入を上げる。
⑥    顔➡笑顔を褒められるようになる。 
⑦    痩せすぎている➡健康的で女性らしくなる。

Aさんは、自分の短所をポジティブに捉えることができました。短所は、自分を成長させるチャンスです。そして、最後に、Aさんは、そうなるための具体的な行動を考えて書き出しました。行動は、明確で実行可能なものにします。 

①    明るくする➡笑顔で、自分から挨拶をする。
②    人の良いところをみる➡1日3回人を褒めることを実行する。
③    穏やかになる➡呼吸法や瞑想を取り入れる。
④    計画的に使う➡どうしても買いたいものだけ買う。
⑤    収入を上げる➡〇〇円あれば良いのか書き出す(現状の把握も)&副業の案。
⑥    笑顔を褒められるようになる➡表情筋や笑顔のトレーニングをする。
⑦    健康で女らしくなる➡食事の内容を書き出し把握する。栄養学について学ぶ。
 

あなたが、心を豊かにする1冊に出会えることをお祈りしています。

 


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2年ぶりに22冊目となる著書を出版しました。
読書を自分の武器にする技術
(尾藤克之著)WAVE出版