読書をするとき、ただ漫然と読みはじめている人はいませんか。もちろん、楽しむときの読書はそれでもいいのですが、限られた時間で本を読まなくてはいけないとき、いくつかの方法を加味することで読書のスピードや吸収力が一気に加速します。

 

(1)読書日記をつける
読書習慣をつけるには、アウトプットを継続させるしかありません。私のように、記事にして発信することは難易度が高いですが、読書日記ならつけられるはずです。気になる本、これから読みたい本、読んだ感想、あらすじ。そのようなものを書くための「読書日記」があると、読書効率がアップすると思います。

 

最初はメモ書き程度でもかまいません。他の人が見るわけではありませんから、しっかり書く必要もありません。自分の読書意欲を高めるワザとしておすすめします。

 

(2)まずは手軽な文庫本から
読書が苦手な人から聞いた話です。テレビやニュースで有名になっていたベストセラーを買ってはみたものの、数百ページもあり、ひるんでしまったというのです。このような分厚い本を読むことは手軽ではありません。まずは読書のクセをつけたいので携帯しやすい本が理想です。できれば文庫本など小さいサイズのものがおすすめです。

 

そして、読みはじめて苦痛に感じたらやめることです。読書は苦行ではありませんので、そんな状況で続けていても読書が嫌いになってしまうだけです。そうなる前に、思い切って読むのをやめてしまいましょう。

 

(3)目に見える場所に本を置く
私は枕元に常に数冊の本を置いています。寝る前の儀式として読みたい本を読むようにしています。私は小学校のときに、はじめてライトノベルを読みました。眉村卓さんの『ねじれた町』という文庫ですが、この本が大好きでいまでも枕元に置いています。

 

一条真也さんの『ハートフルに遊ぶ』『遊びの神話』もお気に入りです。発刊が1988年、1989年なのでバブル経済の真っ只中ですが、この2冊ほど、バブル経済を照射している本はないと思っています。

 

こうやって、本を読む習慣を視覚的にも訴えかけるようにすると、読書習慣は身につくはずです。本を読む時間がいっぱいあると、人生は楽しくなります。

 

あなたが、心を豊かにする1冊に出会えることをお祈りしています。

 


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尾藤克之(BITO Katsuyuki)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員