●最も影響力があるSNSは?
2018年度SNS 利用動向に関する調査」(ICT 総研)によると、ユーザー数は、LINE(8200万人)、Facebook(2600万人)、Twitter(4500万人)、Instagram(3300万人)という結果でした。


もし、あなたが「バズる」ことを実現したいなら、必ず押さえておきたいのはTwitterです。

 

LINE はビジネス用途しかないので一般的ではありません。Facebook は閉鎖的なコミュニティです。友だちが上限の5000人いようが大した影響力もなければ拡散性もありませんInstagram にもシェア機能がないので拡散性がありません。


Twitter 運用の際に「フォロワー数は必要ない」とする意見もありますが、一定数は確保しておきたいものです。影響力を実感できる最低数が2000人程度ではないかと、私自身は考えています。まずは、Twitterでのフォロワー2000人獲得を目標にしてみましょう。

 

●Twitterで読まれる文章を書くコツ
現在の私のTwitter フォロワー数は3万人程度です。しかし、2017年頃は数100人程度でした。2018年1月に『あなたの文章が劇的に変わる5つの方法』(三笠書房)を出版しました。
 

出版を見据えて半年くらい前からフォロワー数が増えるように発信数を増やしていきました。ニュースや面白いネタのRT(リツイート)はヒットすると一気に100万インプレッションを超えることもあります。しかし、一過性のものなのであまり意味がありません。
 

Twitter の効果を高めたいなら固定ファン層を獲得しておく必要があります。
 

ここでやらなければいけないのは、発信する情報の質を高めることです。私は文章の専門家がウリでしたので、意図的に文章関係の投稿を増やしました。
 

文章といっても、「読ませる文章のポイント」「文章は何文字くらいが読まれやすいのか」「ネットニュースの読み方」「フェイクニュースの見破り方」など、切り口はたくさんあります。
 

さらにTwitter の投稿は140文字までという制約があります。ブログなら記事にすることができますが、140文字に落とし込むとなるとかなり削ぎ落さなければいけません。140文字で何かを説明して伝えようとしてもなかなか伝わらないものです。

 

実際にどのような発信をしたのか次の記事でご説明します。

 


17冊目、「バズる文章」のつくり方(WAVE出版)を上梓しました。

尾藤克之(BITO Katsuyuki)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員