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「お愛想」のよくある間違った使い方です。 

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お客:
大将、今日の「シンコ」は最高に美味しかった。お愛想でよろしく!

店主:
旦那、いつもご贔屓にありがとうございます!
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元々は浄瑠璃や歌舞伎用語の「愛想尽かし」が由来。「愛想尽かし」には2つの意味があります。1つが、世話物における場面の一つで、女が義理のため、愛する男と無理に縁を切るというもの。演出様式のこと。もう1つが、相手に対して好意や愛情をなくすこと(愛想尽かし)。

 

会計をするので「愛想を振りまく」という説がありますが誤用。もっと一緒に居たいけど「愛想を尽かした」のでもう居られないという意味です。

 

 

次は「前代未聞」の使い方です。

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A氏:
これは「前代未聞」の快挙だよ。素晴らしい!

B氏:
たしかに「前代未聞」です。いままで前例がありません!
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某有名番組も間違えましたが「悪い」こと限定ではありません。珍しいこと、大変な出来事にも使用できます。「前代」は現在よりも前のこと。「未聞」は未だ聞いたことがないの意味。今までに一度も聞いたことがないこと。非常に珍しいこと、程度のはなはだしいことなど。「前代未聞の大事件」などと使用します。

 


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