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<松下通信を支えた50人:松下正治>
※出典:小説「パルテノンの葛藤」 BYアマゾン
「それでは3人目、松下正治の話を進めます」
「創業者の娘婿で松下電器の社長、会長をつとめた人物ですね」
「松下通信ではどの経営者よりも長く経営に関わりを持っていた人物、と言ったほうが相応しいかも知れません」
「そうなんですか」
「設立から12年は取締役として、続いて16年は会長として、さらに1年取締役に就かれた後、松下通信の役員としては退任されました。しかしその後も毎月の取締役会にはオブザーバーとして欠かさず出席されました。結局、設立時から消滅時まで一貫して松下通信の経営に関わっていたことになります」
中松の顔は、そんな認識はなかったという表情になった。
「オブザーバーの時代に私も経営企画部長として取締役会を傍聴しました。何しろ松下電器本社の会長でもあり、オブザーバー出席と言っても取締役会の中央にでんと構えておられました。松下通信には特別な思い入れを持たれていたようで毎月の取締役会への出席を楽しみにしておられたと聞きました」
「取締役会の中央に?」
「経営陣にとっても有難い存在で取締役会での論議の主役になるのは自然な流れでした。とは言え事業報告などで発言する役員や事業部長にとっては試練の場でもあり、緊張のあまり立ち往生という光景を何度も目にしました」
「一部上場企業の取締役会にオブザーバーが主役というのはありですか?」
「私自身は違和感を持ちましたが物申せる立場ではありませんでした。念のために秘書室長に確認すると、ならば会長に復帰するとなりますよ、と言われました」
「なるほどそうですね」
※出典:小説「パルテノンの葛藤」 BYアマゾン
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