美容室経営のこれからのお金(利益)の作り方 | 美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助

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美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助 多くの美容室を救う為にすべて行動し情報を発信しています。職業は【ハイパービューティークリエイター】としておきます(笑)

こんにちは網野です。


前回もこれまでもずっとお話してきましたが

これからの美容室経営・美容師は変わっていかなければ

いけません。


変わっていかなければ生き残れないということです。


変わるという前に現状はどうなのか?


それは技術に偏りすぎた、

そして


技術内容も偏りすぎた業種だということ。


意味わかりますか?




昔は美容室・美容師という仕事はかなり幅が広かったです。


パーマ屋さんと言われていた時代です。


パーマ屋という響きだけだと逆に幅が狭そうですが(笑)


その時代は多くの美容室が


カット

パーマ

カラー

アップ

着付け

エステ

ネイル

メイク などなど


といったメニューを当たり前のようにやっており現在の美容室より


トータルビューティな場所でした。


物販もヘアケア・スタイリング剤はもちろんのこと化粧品なども


取り揃えて充実したラインナップでお客様にご提案をして物販販売


もおこなっていました。


もちろん現在も世に言う『おばちゃん美容室』では継続はされています。




しかし現在のほとんどの美容室、特にここ20年くらいで出来た美容室は


形を変えています。


そう、形を変えて今の状態になっているのです。


形を変えるには意味があったと思います。


意味が無かった部分をあると思います。


この部分を話せばかなり長くなるのでやめておきますが


簡単に言うと


現在の美容室は昔と比べ仕事の幅が小さいということ。


これは時代に逆行しています。


でもなぜ逆行なのにそうなっていったかというと


やはり美容室ブーム・美容室バブルの影響でしょうね。。。


右肩上がりの中でこの20年、美容室が失ったものは大きいのです。


そしてその影響がこれから重石となりのしかかってくるのです。



メニューが専門店化していき元々美容室のメニューだったものが


分裂していきました。


エステ・ネイル・アップ・着付けなどなど


そしてカラーリングまでもが・・・


いつか標準的な美容室というものはカットとパーマしかやらなくなるかも。。。


物販もドラッグストア・ネットなどに持っていかれ主力のヘアケア製品までも


持っていかれるという始末。。。


このように分散しながらメニューや物販を減らしていった美容室業界ですが


なぜそのままだったのか?


答えは簡単!


それでも大丈夫だったから。


ブームに支えられブームの内容のカット・カラー・パーマで成り立っていたから。


デザイン技術で成り立ちそこを追求していく間に様々なメニューを落としていき


軽視していったのです。


ちょっと絞りすぎましたね。。。


もちろんデザイン技術は恐ろしいほど飛躍した20年だったとも思いますが。


代償が大きすぎるように私は感じています。



数年ほど前から景気の後退やブームの陰りにより気づきだしてはいますが


さほど効果が出ずに足踏み状態になり何をしていいのかわからなくなっている


サロンもたくさんあるのではないでしょうか。


そんな話を私はたくさん聞きます。


メーカー・ディーラー主体でなんやらかんやら出してはきますが


すべて的外れ(笑)


物珍しさや新メニューだと思い困っている美容室は食いつきますが。。。


一瞬のもので儲かったのはメーカーやディーラーだけ。


『あっそんなのあったね』


とかいう話は美容室あるあるでたくさん出てきそうですし笑い話にも


なりそうですが今は笑えませんよね。。。


本気で考えていかなければ。


前回も少しお話しましたが世の中のお店や企業は生き残りに必死です。


もちろん美容室・美容師をとりまく会社も必死です。


私から見ると


なんだか美容室・美容師だけがのんびりしている


ように見えてしまい危機感を覚えています。


はっきり言って商売とは戦です。


美容室同士の共食い合戦だけをしている場合じゃないんです。


メニューや物販という武器を落としてしまった今、、、


どうやって他の業種と戦うのでしょうか?


他はいろいろな業種やお店と戦っています。


他業種から売り上げ・利益を奪ってでも成功しようと必死です。


わかりやすく言えばコンビニ。


あきらかにミスドやドトールの売り上げを削りながら売り上げを上げていっています。


自動車会社がスマホを売ってみたり、携帯会社が生命保険を売ってみたり。


でも商売で生き残るというものは変化しながらそういうものなんですよね。




では美容室はどうしたらいいのか?


①まずは落とした武器から拾うこと。


②そして美容という分野でまだまだ売れるメニューや物販があるはずなので


積極的にやっていくこと。



③そして美容室から少し外れたメニューや物販にも目を向けること。


それが


商売



ちょっと強いことを言うかもしれませんが


出来ないなら商売をやめたほうがいいですし、いずれ商売自体を出来なくなると思います。


美容室も商売である以上は他の商売と何も変わらないのです。



どういったことから始めたらいいのかがわからなかったら私に聞いてください。


変に公開しても間違えて取り組んだりしても失敗するので


聞いてきた方だけにしっかりと伝えていこうと思っています。