【美容師が知らない美容室業界の裏側】 | 美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助

美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助

美容室業界のタイガーマスク(革新者)網野三之助 多くの美容室を救う為にすべて行動し情報を発信しています。職業は【ハイパービューティークリエイター】としておきます(笑)

【美容師が知らない美容室業界の裏側】


こんにちは3ヶ月ぶりの網野です(笑)


マイナンバーもやっと徐々に業界でも騒がれ始めましたね。


皆さんはどうお過ごしでしょうか?


これからお話していくのは


【美容師が知らない美容室業界の裏側】


私の立場や仕事内容だからこそ見えてくる&知ってしまうこの美容業界の美容師があまり知らない部分をお話していこうと思います。


まず私は美容室業界関係の会社のコンサルや商品開発もさせてもらっています。


今回このように記事の投稿が3ヶ月も空いたのはお蔭様で様々な仕事の内容が集中していた為でした。


その一つの案件は将来的にも今現在でも美容室経営・美容師にとってとても素晴らしい企画でした。


私もこちらで前から書いているように美容室問題は「お金」というキーワードが必ず関わってきます。


なのでお金を作る(売り上げを上げる)だけでなく「お金を残す」ことも重要だと


細かな経費削減はもちろんのこと意外と落とせる材料費がポイントになります。


そこに共感を持ってくれた会社様がありどんな小さな美容室にでも安く材料を卸せるシステムの事業をやって美容室の将来を助けたいということでコンサルしていました。


もちろん既存のディーラーさんからはそんな話は上がってきません。


取り扱い商材は皆さんが現在使用しているものを安く提供できるのが一番なので大手メーカーや既存ディーラー様とのお話や交渉をしていくうちに様々なこの業界の物流の腐った部分が露呈してきました。


簡単に言うと美容ディーラーの新規参入は絶対に出来ないシステムや環境に既存の大手メーカーやディーラーで談合してます。


新規参入を妨げることにより自分たちの利権を守ろうとしています。


これは美容師・美容室にとってはかなりの不利益なんです。


現実に私がコンサルした美容師・美容室のメリットに繋がるよう新規参入に動いた会社は大手メーカーを取り扱うディーラーとしての参入を諦めました。


この会社が参入出来ていれば確実に多くの美容室が利益を残しこれからの美容業界に起こる問題に対しての「お金」という武器を美容室に残せたはずです。


この会社だけでなく参入が可能な状況であればどんどん美容室のメリットは増えていくはずでした。


ですが私が想像してた以上に黒い現実の障害がありましたね。


もちろん私もお付き合いのある大手メーカー、しかも幹部クラスにお話をしてもまったく無理です。


正面が駄目なら裏からでも変化球でも正義の為ならどうにかするのが私のスタンスですが今回の案件に関しては黒く深い暗黒のような現実を突きつけられましたね・・・


その状況を作り出しているのが美容師にとって身近な美容ディーラー・美容メーカーであるという現実にも本当にゾッとします。


美容師の前で笑顔で『美容師様の為に』と言っている方々の会社および業界が『美容師の為に』ならないことを行っているという現実。


すべて「自分たちの為に」が根源にありそこを最大優先するがばかりに美容師・美容室は苦しみます。


美容師・美容室は現在でも飽和化した状況なのに数を制限することは出来ません。


国も出来ません。


だから戦うしかありません。


だからこそ伸びた部分もあると思います。


ですが美容師を取り巻く商材関係のディーラーや大手メーカーは数の制限をコントロールしており競争力をなくしています。



これでは美容室にとって良い事は何もありません。


しかも美容室専売品のネット販売を積極的にやっているのはディーラーという現実。


美容室にとって良い事というか悪いことまでしていて既存のディーラーは「美容師を馬鹿にしてるのかな?」と思います。




ディーラーも今現在経営が、大変なのはわかります。


ですがやっていいことと悪いことはあります。


美容師・美容室はこのような状況の中でもちゃんと戦っているんです。


だからディーラーもメーカーもちゃんと戦ってほしい。


戦ってもいないのに保守的に生き残ろうなんて虫が良すぎます。


いつかバチが当たります。


そのバチを唯一当てれるのは美容師だということを美容師自身もそして戦おうとしないディーラー・メーカーも覚えておく方がいいです。


もし美容師がバチを当てれないのなら潰れていくのは美容師のほうです。


もう潰れていっていますが。


だから美容師・美容室の自己責任でもあるんです。


戦う相手は近隣の美容室だけではありません。


一般的に近隣美容室は敵となりますが同じ業界で頑張る味方なんです。


そこが手を組むことがディーラーやメーカーにとってどれほど脅威であるか美容師は知りません。


これからの時代は美容室vs美容室じゃないんです。



今日は久しぶりの投稿で長くなってしまったのでこの辺で終わります。