日中の営業時間帯として考えれば30分に1軒潰れている美容室。
今こうやって美容師として皆さんが仕事している中、30分ごとに日本のどこかで美容室が消えていってます。
しかし皆さんが働いている約25分ごとに日本のどこかで美容室が新規オープンしています。
そして衰退していってると言われてるこの美容室業界はいまだに増え続けています。
なんなんだ。。。この業界は。。。
こんなに開店と閉店を繰り返して更に増え続けても美容師は幸せにならない。
お客様も幸せにならない。。。
美容室という場所は美容師がお客様を幸せな気分にさせて美容師が幸せな気分になる聖域。
しかしそのお客様と美容師の幸せが続く環境ではないという現実。
こんなに開店と閉店を繰り返して更に増え続けて幸せになるのは誰なんだろう。。。
それは
美容師の周りにいる笑顔を振りまきいつも低姿勢なあの人たちかもしれない。
誰なんだ???
それは
業態・会社ですべてではないので一概にくくっては言えませんが。。。
たくさんいます。たくさんあります。
ある意味、美容室の開店・閉店で利益があがっている人や会社からこの状況をこの業界は誘導されてきたといっても過言ではないんです。
『あなたの夢、独立、お手伝いします』
というとても安易な言葉で。。。
その言葉に乗って乗って乗りまくったのは美容師ですが。
『美容師の利益、年収、将来性の向上をお手伝いします』
これを言ってくれた美容師の周りにいる業者はいましたか?
私は【本気で】この言葉を言ってる業者はほんの一握り、いやっ、一つまみだと思っています。
注意:本気で ね!
なぜなら安易に出せない言葉ですし実際はその人たち本人の
『利益、年収、将来性の向上』
を美容師・美容室という簡単に入り込みやすいマーケットを使って図っているからです。
全員が全員ではありません。少ないですが
『美容師の利益、年収、将来性の向上』
を本気で考えてくれている人も一つまみはいます。
それを見極めれるかどうかも美容師が生き残れる条件になっていく時代になっています。
笑顔で良いこと言ってくる人全員が自分にとって良い人ではありません。
『利益、年収、将来性の向上』の結果を出してくれた人が良い人です。
それを言ってない人なんてもっての外!
これからの美容師は『おひとよし』ではいけません。
これまでは
『美容師は利益いらないし年収も少なくて将来性もなくていいから周りの皆さん幸せになって!』
と言ってくるらい『おひとよし』だったということです。
言ってなくても残念ながら結果はそうです。
30分に1軒、おひとよしだった美容室が潰れていってるんです。
本当に悲しい。。。
私の【ちゃんとした美容師】を幸せにしたいという気持ちは本気です。
本気にならなければいけない理由が私にはあるからです。
【ちゃんとした美容師】だったのにサロンだけじゃなく自分まで閉めてしまった仲間の悔しさを胸に。
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